9月5日はレイバー・デー(労働者の日)

毎年9月の第一月曜日。

夏が終わりを告げる日でもあり、アメリカは選挙一色となる(アメリカ人は選挙大好き国民)

アメリカの経済指標の発表も今週は少ない、一方イギリスではジョンソン首相の後任が決まる。

今日5日に決まるのだ!

 

巷の雀は「トラス外相」と噂が絶えない。

エリザベス・トラス外相(47)

美しい、血筋も問題ない(父は数学者のジョン・ケネス氏リーズ大教授)

本人はオックスフォード大卒業、政治家歴は20年以上。

 

選挙戦は分かり易い、インフレ・エネルギー価格など「生活費の危機」をどうするかだけです。

トラス氏は減税(年間300億ポンド(約4兆8500億円)、2023年に予定する法人税率引き上げを凍結し、エネルギー価格高騰の影響を受ける企業への支援)

これら全てイギリス国債の発行でまかなう方針(他に方法が無い)

 

対抗馬のスナク氏は

財源を十分示さずに大規模減税を掲げるトラス氏に「不道徳」という評価を付けたが

イギリス国民は目先のニンジンに小躍りしているのが実態だろう。

 

******それほどイギリス国民は

光熱費の暴騰に苦しんでいるのは事実です、さらに今年の冬はスペイン・ポルトガルへ逃避するお金持ちでホテルなど既に予約で埋まっている。

厳寒ともなれば暖房を切るなど出来ない相談でしょう、暴風に耐える堅牢な家が冷めてしまったら数日は温まらない。

 

両者ともに間違ってはいないだけに、国民は難しい選択をするしかないのだ。

トラス氏が首相となると、ポンドは下落方向だろう(予測)インフレは加速方向と見える。

 

ドイツのショルツ首相は強気のコメントをしている。

9月1日、ロシアのガス供給が停止しても、ドイツは危機を迎えることなく冬を越せるだろうドイツはガス貯蔵を増やし、ノルウェーやオランダから一段と供給を受けることができると発言している。

ドイツ連立政権は4日、9兆円の家計支援策で合意した

財源はエネルギー企業の超過利潤に課税する事で税収増加となり、家計支援費を賄うとした、財源まで発表するとはさすがドイツです。

 

エネルギーを制する者が世界を制するとUPしたのはかなり前の事、当時は中国のエネルギー消費が拡大ペースを速めており、足りなくなるのは確実でした。

世界の潮流もEVへと変化していく方針を取る方向でしたから、合成の誤謬であると確信したのです。

先進国が生活の質を落とさずに解決不能な問題を目先だけで決定したのは無理があった。

 

現在の技術ではこれまでと同等の生活を保障しつつ、温暖化を止めるのは無理。

 

******実例を挙げると

南極のオゾンホールの問題は既に忘れ去られてニュースにもならないが、確実に存在している。

オゾンホールが報道で取り上げられたのは1980年以降で既に40年経過している、解決の見通しは無い。

気象庁はオゾンホールの観測結果を出している。

気象庁 | オゾン層・紫外線の診断情報 | 南極オゾンホールの状況

目に見える実害がないので、人々は忘れてしまったのだろう。

 

温暖化も同様で、管理人の在所では「海は砂漠化」しています。

移住当時は海藻も十分にあり、イカが産卵に来ていました海水温もずっと低く冬は冷たい海水でした、昔の話だと寒天の材料の天草取りが冬の収入で「裕福」だったそうです

 

今現在は海藻は皆無、海カメは食糧難で痩せて、小さい。

「都会の釣り人」は透明度抜群の海の表面だけを見て、丸見えの海底は気にも留めていない(ウキだけ見てる)

温暖化で海藻が全滅しているのが理解出来ていないのだ!

海底の石が丸見えだと言うのにねぇ、考えてもいないのだろう。

たまに、説明しても実感はないのだろう顔が納得していない。

7-11に行けば全て揃っていて生活に困る事は365日24時間無いのだから。

 

羽田から来るのに、食料も買ってこないんだ!

定価で売られているカップ麺、島にコンビニは無いし、在所には食堂も無い。

 

日本人の生活感の無さは、仕方ないのだろうが何時か自然から知っぺ返しを喰らうだろう。その時に慌てても既に遅い。

 

連絡船が来なければ島は食糧危機となる、移住当時は保存食は欠かせなかったが生鮮品のパン・卵・牛乳などは飛行機で積んでくるようになった。

 

小笠原の父島に住んでいた時には冬の間は2回/月だけしか小笠原丸が来ない。

2件あるお店には港からは運んで来る前に行列が出来て、商品は箱から強奪状態でした

1年ほどで撤退しました。数十年前だが「大根もキャベツも白菜も500円/1個」

保冷コンテナーで運んでくるのですから仕方ないかもね、貨物船はゴミの回収に来るのですが来るときに食料の重い物を運んできました(米・味噌。醤油など)帰りに島から出たゴミを持ち帰るのね。

貨物船は冬に悪天候となると竹柴から2週間もかかった、一般乗客も数人乗れます船室も有る。

船旅が良く分からない旅人がたまに、父島に荒海を乗り越えて「吐くものが無くなる」状態で辿りついてました(そのまま帰りの船で返る、日程が足りなかった)

たまに、会社首になりそうとか話をした事が有ります。

まだ少し若かったので耐えられたが、今では無理です診療所しか無いしね。

藥は東京に処方箋が送られて連絡船で来るので早めに診療所に行かなければね。

 

緊急は4発の飛行艇(当時はUS-1)

youtu.be

これが飛んでくる、早朝に着水する管理人の在所にも音は聞こえてくる。

これが無ければ助からないだろう、2時間で東京まで行くのだ。

連絡船だと25時間(最短)かかる。

台風でも飛んできます、波高4mなんて楽に着水しまっせ。

 

極北の離島の報道番組を見た事がありますが、日本は恵まれていると感じましたね。

管理人には無理、ブリザードが春まで荒れ狂い連絡船は天気が回復したら来る。

急病には薬を軍隊が投下してくれるが搬送は難しいようだ、ネットもテレビも無いがそんな所にも人は住んで居る。

健康に気を付けて、周りに迷惑をかけないように暮らすのだ。

夜更かしも、深酒も止めた。毎日散歩して、温泉に浸かり、日々の平安を楽しんで、世界平和を願う。

野ネコ(野良ではない)に声をかけて、港で鳥に餌をあげる。

鳩はイタチに襲われないように車道で会議をしているので車はよけて通る。

日日是好日」である。