BOEの政策(赤字国債発行)は

世界的混乱となりました、それを防ぐ対策として英国長期債の無制限買い入れ(英国ポンドの急落を端に発した緊急措置)の発表でした。

 

ポンド・ドルの短期チャートを見ると

フラッシュクラッシュが見える、1.039まで急落した。

もう少し長期チャートだと

このチャートで見る安値に到達し、BOEは震撼したのだろう。

心理的に弱いのが特徴なんだ。

日本円だけがドルに対して「下落」を望んでいるが、他通貨は下落すると財政収支の悪化に繋がり更に自国通貨が下落する事になる。

 

******ソロスのポンドアタックについて様々な検証がされている

このブログでもUPしてある、ポンドは昔から下駄を履いている通貨なんだ。

英国はポンド高を意図してBOEは金融政策としている、ドイツのブンデスバンク(ドイツ中央銀行)はインフレファイターと言われるようなものだ!

ポンドがフラッシュクラッシュでの急落も許すまじ!

という所である。。。。

 

メアリー・エリザベス・トラス首相の公約はエネルギー価格暴騰で生活苦となった国民の救済を目的として、国民から選出された英国首相です。

公約の実行は間違えても反故にしてはなりませんし、トラス首相は確実に実行するでしょう。

BOEは「相反する金融政策」を問題なく実行できるとはヘッジファンドからは思われてないのだろう。

ロ・ウ侵略以前には1.4以上あったポンド・ドル相場が30%も下落したのだから英国の財政に与える影響はこの先数年は続くのだろう、、、と予想されるのだ!!

 

******世界の政治家+セントラルバンカーは

迷走している、だれが正しくて、何を間違えているのか。

今、現在では誰にも分かって無いだろう。

 

******「世界経済は減速する」and「世界的金融危機」and「第三次世界大戦

どれをとっても実現性が有る、、、、過去にこの様に世界的不安定になったことは無い

 

世界がグローバル経済を目指して「強欲経済」政策を取り、大規模金融緩和をしたのが原因だろう。

 

政治家は本来「貧富の差」の解消を意図して政治を行うべき所へ金融緩和で貧富の差が拡大しても貧層の収入が増加すれば問題ないと「お金をばら撒いた」結果が今の世界です。

世界に有り余るお金が、収縮しない限り「紛争」は終わらないだろうし、戦火の拡大余地が残る。

 

これほど不安定な世界であっても「逆張り」の投資家は存在するのだ、「底」が見えるから「逆張り」投資も出来るのだが。

「底」も見えない、不安定な世界経済で「逆張り」=「落ちて来るナイフを掴む」と言う結果になるのだが、、、、見えないという事は「何も不安が無い」と同義語では無い

 

BOEの緊急政策の賞味期限が短いと言われている、何れ破綻の可能性orポンドアタックなどが予想される。

 

まさかとは思うが英国発の「金融危機」も予想している輩は多い。

管理人的には「大歓迎」ではある!