中國経済は
ご存じのように「悲惨」の文字がお似合いですが、株式市場は
この急騰の仕手方は「分かりません」、ニラを育てているのは理解できますがね。
中國経済についてこのようなレポートがありました、
全文は
https://www.mof.go.jp/pri/research/conference/china_research_conference/2023/2023b-3.pdf
沢山の指標は「参考」になります、中國国家統計局でも「まじめな経済指標」を出せると驚いています。
多分、長文の中に埋もれるように入れてあるのでしょう、、、と思います。
最も参考になったのは「足元の経済情勢外観 輸出入の伸び率」です、グラフは
輸出入は相手国がありますので、チョンボしにくい指標ですからある程度の信頼性はあります
@2021年から大きく貿易総額の伸びが下落し2024年はナイナスとなってます。
中國は「世界の工場」という地位を「失ったわけではない」のです、SNSでは様々に言われていますが、中國の貿易実態は「落ち込んでいる」のは間違いないですがそれは世界貿易が落ち込んでいるという事です。
WTOは2024年4月10日にレボートを出しています
全文は
https://www-wto-org.translate.goog/english/news_e/news24_e/tfore_10apr24_e.htm?_x_tr_sl=auto&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=wapp
グーグル翻訳してます
世界の貿易量など年度別比較がありますが、インフレを加味してありませんのでそのまま受け取るのは「無理があります」。
中國のインフレ率は「ほぼ変化なし」なので経済指標的には調整は必要ありませんね
世界経済のネタ帳では
という事で、中國の経済指標はそのまま納められます。
中國は輸出量確保の為に、様々に補助金を出しています。
安価なEV車で世界を席捲してしまいました、時すでに遅く欧米の自動車メーカーは価格競争で負けてます。
そして、関税で対抗しようとしてます。
EUは中國製EVに最大45%の関税を決定しました、2024年10月4日
この投票では
@10カ国が支持、ドイツなど5カ国は反対-12カ国が棄権
@中国は欧州の乳製品や、豚肉、自動車に対する報復関税示唆
制裁関税をするのは当たり前の事です、関税は最終的には「消費者」が支払う結果となり、世界貿易は確実に減速します。
2023年のEUと中國の貿易額は7390億ユーロ(約119兆3600億円)ありました、このまま制裁関税を実施すると貿易量が減るのは間違いありません。
特に、ドイツ製高級車のターゲットは中國富裕層です「中國共産党官僚」がほとんどですから制裁関税では「間違いなく売れません」
少し前の中國爆買いの夢は「露と消えた」のですが、しがみ付く欧州各国の輸出業者は
政府はわれらを見捨てたと表現してます。
特にフランス超高級ワインは「中國が頼り」です、今や中國で開かれるパーティでは「高級白酒」に代わりフランス超高級ワインが主流となってます。
一本100万円超の超高級ワインを振る舞うのは「ミエ文化の中國」でしかありません。
******脱線しました
中國の輸入品は「超高級品」で、輸出に占めるのは「中國製造のおもちゃ」などで他国では「価格競争」出来ない商品です。
此処に関税競争ほし掛ければEUなどの先進国は負けまっせ、仮に一万円の商品が1.5万円になったとしても買えますが1000万が1500万になれば買えません。
EUは自分の首を吊るすことになります。
それほど、関税競争は世界貿易にとり悪手なのです。