欧州全体が疲弊しているのが確認出来ます。
カナダも急激に悪化し始めてます
インフレの初期は個人支出が増加するとUPしてある、インフレの進攻で個人が経済的に疲弊していくのが次のインフレの兆候です。
その過程で消費者信頼感数などが影響を受ける、これらの指数はソフト指数ですから消費者の悲観が端的に現れる。
何処まで下落するか、英国の新しい首相の手腕に期待するとしよう。
次には、個人の集合体である一国の経済が疲弊する。
先進国である、経済的に様々な政策(金融・財政政策、補助金などの支援)を打つのだが英国や欧州各国は残念ながら過去のエネルギー安全保障・食料安全保障・地政学安全保障の全てが崩壊したと言っても過言ではない。
ここから新たな欧州地域の仕組み「全ての安全保障」を作るしかないのだろう、ロシアと再度提携をしないと決めたのではね。
簡単な事では無い、管理人に言わせればプーチン亡きあとに交渉を再開し東西の主義主張を認めて新たな欧州・露の安全保障と不可侵条約を結ぶ事が正解の道だと思う。
欧州にポピュリズム政権でも台頭してくれば、考え方に変化がでるだろう。
それは間違いなくアメリカの力が衰退していく事につながる。
またドイツを持ち出すが、ドイツに有利な所だけロシアから頂いてロシアの安全保障は「知らぬ顔」を決め込み、気に入らなければ拳を振り上げて恐喝紛いの発言をしているだけの政治家など役には立たない。
何度もUPするが「政治家」は交渉出来てこそ政治家なんだ。
残念ながら、ドイツの政治家はトランプ大統領とのNATOの軍事費負担の話合いも、「聞く耳なし」の態度であった。
当時のドイツはそれだけ経済的にも裕福であったが、そのビジネスモデルの根拠は「小さい」、、、ドロ船であったのは歴史的に証明されたようなものだ。
資源を持たないドイツである、既に植民地政策は崩壊し世界一の通貨であったドイツマルクは手放してユーロとなり、ロシア・ウクライナとの安全保障は露と消えた今。
ドイツに残ったのは「技術」だけである。
其れは日本と同様だが、日本との違いは「民度」である、潰しの効かないドイツは激怒しようにも資源も無い国なんだ。
ほっとけば日本同様にGDPの成長も無い国になるだろう。
EUの盟主であるドイツの威信が無くなると共にユーロは対ドルで下落を続けて行く。
何処で止まるかだが、エネルギーの主権も無いドイツはユーロの下落と合わせてドイツ経済は疲弊する、日本も同様だろう。
新たなエネルギー安全保障は「想定作業」に取り掛かる必要はある。
それは、新たなエネルギー開発が真っ先に出て来る、そしてその間のエネルギー確保だろう。
新たなエネルギーは「水素」・「アンモニア」がベストだろう。
水を分解して得られる「水素と酸素」は分解性能が飛躍的に向上している。
人類にとってはベストな選択であろう。
******ドロ船であったドイツのエネルギー安全保障
現在のドイツ企業が追い込まれている様をロイターが取材して記事にしている
ドイツのショルツ首相が拳を振り上げてロシア非難を開始したときに、このような姿は見えていたはずだ。
ドイツの首相なんだからドイツ国民へ政治をするのが使命なんだ!
それを理解していないとしたら、奢りだろう。
日本の岸田総理にも同様な事を告げたい「国連」で真っ向からロシア非難は日本のエネルギー安全保障を考えない、聴衆も少なく熱心に聞いている代表も無い中でロシア非難をしても日本不利となるだけであろう。
サハリン2の権益が守られようとしている時に何とも残念な事だ。