イタリアのポピュリズム

反EUのポピュリズムがイタリアを支配し始めた。

ポピュリズムとは

有権者を「エリート」と「大衆」に分けた上で、2つを対立する集団と位置づけ、「大衆」の権利こそ尊重されるべきだと主張する政治思想

アメリカ・欧州のアングロサクソン系民族はお金持ち白人優遇は普通の事で、経済が問題無ければポピュリズムは台頭してこない。

 

ドラギ首相は辞任を発表した、マリオ・ドラギ氏は経済学者でありイタリア経済の主軸でした。

連立政党を組む与党3党の支持を得られなかったのが辞任原因。

 

欧州がウクライナ支持で団結しているような報道は日本だけです、EU域内でもウクライナへの反支持は有り、ウクライナNATO入りに反対している政党は多い。

ロ・ウ戦争をEUに持ち込むな、というのが本音。

 

経済的に疲弊している民でも真っ向反対意見を言わないが(欧州では珍しい現象)、次の選挙では与党が勝てるかは分からない。

EUの政治家がインフレをもたらし、電気代の高騰は政治家の問題というのは理解できるところであるが、既に大問題化している。

経済弱者の救済は早急の対策が必要で、既に食料に不自由な民も多いのが現実なんだ。

 

冬になる前に財政出動が成立しなければ追いつめらる国民は多くなるだろう。

もう、他の方法は無い。

 

******安価な食糧とエネルギーに頼り

食料安全保障を疎かにしたツケだろう、確かに高付加価値のハンドバックは経済が順調なら大きく利益出せる。

経済が疲弊したらビニールのバックは役に立たない。

 

******EU域内の経済は

スタグフレーションとなるのはほぼ確実だと言われている、スタグフレーションの心配をするより、対処の方法を模索している段階に進んだ。

ECBは利上げをしている状態で各国は財政出動を模索し始めるというチグハグな経済となった。

インフレを止めながら経済へカンフルを打つという綱渡りが始まるのだ。

寒くなる前に財政出動を各国議会で採決となるだろう。

 

現在はイタリアで多くなったポピュリズムだが、経済が疲弊し始めればEUの結束に問題が噴出することになる。

 

ロシアへの経済制裁のツケはこれからも出て来る事になろう、アメリカもイランの核開発問題に穴をあけてしまった。

中東はより不安定となろう、解決方法は無いだろう。

NATOが変わるかロシアに変化が出るか、何かが変わるはずなんだ!

それは、何時になるか。

バイデン大統領の支持率低下もあり、共和党天下が続くとは限らない。

 

政治も経済も新たな時代とならなければ東西対決の収束は見えない、その頃にはプーチン大統領もバイデン大統領も居ないはずだ。

 

次の世界の主導者は誰になるのか、今日現在では分からない。

バイデン大統領も次は無いだろうし、中国も習近平主席の続投は未定です中国経済の急変前に習近平続投を確実にするために10月には共産党大会を開催するという報道もあります。

2023年の中国経済はかなり危ないと言われ始めたためであろう。

遅いより早い方が習近平続投の可能性が大きいという事らしい、つまりは習近平も追いつめられているという事なんだろう。

中国共産党もケツに火が付いた、強制的に鎮火しても人民の疲弊は止められない。

レバレッジ経済が逆回転し始めたのだから、中国共産党の圧力でデフォルトの嵐を食い止めていただけで、普通の国なら国内はデフォルトの嵐となり銀行への取り付け騒ぎは中国全土に飛び火していたはずだ。

管理人が中国のサイフは空だとUPしてから3年も持ちこたえた、本来なら地方政府は既にデフォルトが続き、中央政府が危ない領域なんだが未だに地方政府はなんとか体裁を保っている。

 

******中国経済にとって最終通告となるかもしれない

コロナウイルスBA5が蔓延し始めた、西安はロックダウンとなったようだ。

BA5ウイルスは空気感染し、さらに抗体をすり抜けると報道にもある。

マスクをしていても感染しやすいのだ。

東京でも感染爆発となってしまった、世界一清潔な都市と世界一清潔を保つ民族でも感染爆発を止められないのだから中国で感染爆発となるのは確実だろう。

 

さらに新たな鳥インフルエンザH9N2型が確認された、豚インフルエンザと結合し人に感染するとある。

youtu.be

 

******EU域内もコロナ感染爆発も近い

ロシアへの経済制裁より、自国民の救済へ舵を切らなければならない状態なんだが。

これからどのような手段を講じるのか、貧民の救済を第一として頂きたい。