雲行きは怪しくなってきました

S&P500の日足チャートです

テクニカルはRSI=34当たりで、まだチョイ安程度。

3600Pに近づいて買いが入ったのはGSのレポートでS&Pの底を3600と予想したからでしょう。

ポジショントークもGSが出せば買いも入るのね。

25日移動平均線との乖離率も過去の反発ポイントだし、ある程度は安いと言える。

 

******比較チャートです週足

下のテクニカルはNSADAQ乖離率です

 

******ここに金利も表示できればよいのですが、アメリカの金利NASDAQの関係は十分理解出来たでしょう(配当してない成長銘柄が多いNAS金利と逆相関にある)

 

2021年の史上最高値でも買いが入っていたのですから、現在はバーゲンセール状態です

過去のアメリカの金融政策(40年続く金曜緩和)と同じなら、此処で「買い持ち」で十分に利益が乗ると考える投資家は数多いるだろう。

アメリカのインフレ鎮静化と金利上昇のタイミングから投資タイミングを予測するのですが、株式市場は6~12ケ月の先行性があるので、金利ピークの前に買い出動する投資家は多いでしょう。

 

そのタイミングの時に金融不安や政治的リスクなどが重ならなければ問題なく投資資金は株式市場に入ってきます。

 

******買い物するに

人は様々な尺度を持ってます。

@価格の高いものは「良いものだ」とか

@安物買いの銭失い・とか

 

売方はプロですから、高く売るのに長けてますしね。

「高値掴み」などの熟語も有ります、全て価格・価値・値段などは「相対的」なものです。

 

******買い物をした時に得られる感情も様々で

@高かったかなぁ・悔やむ人もいれば

@良い物を買ったと喜ぶ人もいる

 

人々が買うタイミングの最終決断は「衝動買い」だとUPしてあります。

最後の決断は衝動なんですね。

そして、買った後に残る気持ちは「喜び」・「後悔」・「不安」の何方かです。

 

上記のチャートが示す通り、最高値で買った投資家が存在し「後悔」したから高値が生まれ、投資家が株価に自信が無いから凹凸が出るのです。

株式市場の動作原理を纏めて「欲と恐怖」と揶揄する根本理論でしょう。

 

******此処から先の相場は占の域を出ません

FRBの「ドットチャートが云々」・「期待インフレ率が云々」・「中立金利は云々」

今までほぼ外しているのです、今さらFRBの言う事を聞く株式市場ではありません!

 

債券市場はFRBの傘下ですから、多少損失を出してもその内に儲けさしてくれると期待も有りましょう。

 

今、株式市場は疑心暗鬼状態です「FRBのパウエルプットは無いのだろうか」とか

「株式市場を壊してまでインフレ退治に特化するのか」様々な憶測が支配している。

 

******FRBのフルコンフィデンス(自信過剰)は

日銀総裁と同列だろうと解釈して間違いない。

つまり「神頼み」に近いということだ。

 

******FRBのシナリオは

「インフレ退治」に突き進む→多少のオーバーキルも問題ない→インフレ鎮静化で再度の金融緩和→「アメリカ経済は再度成長を始める」→めでたしめでたし

 

枝も無い幹だけの金融政策なんだろう、金利操作と資金供給しかやったことが無いのだから新たな金融政策など考えてもいないのだ。

 

さて、結論は投資家が何処で買おうが、売ろうが自由なんだ誰も責任など有りません2021年の史上最高値でレバナス投資して3倍のレバレッジを掛けた投資家は「その時はまだ市場は高値を追いかける」と思ったはずです、買ったのだからね。。。

 

そおして、欲深い投資家は市場から消えていく新陳代謝であり新たな投資家が「夢」と「お金」を持ってやってくるのだ。

 

歓迎してあげようではないか、アメリカ政府がコロナ救済資金をバラ撒いた後に相場は急上昇したのだ。

日本政府は支給した10万円を貯蓄したと苦言を言ったが、なにも言わない米政府と苦言の日本政府は度量が違い過ぎる。

 

という事で、此処から先「何が有っても不思議ではありません」

暴落・急落・核戦争・天変地異・東西陣営の激化・新興国デフォルト・世界的飢餓

それら、ほぼ全てに地球規模の格差が影響している。

 

人種差別・資源独占・経済格差などでしょう、簡単に格差が収まらないはずです。

アラブの春を連想している管理人は核戦争一歩手前ではと心配しています。

 

既にUPしてある「地球が人類を養える規模」に到達してしまった現代社会では紛争勃発は過去の歴史からしてやむなき事なんでしょう。

 

という事は、全ての物事が連動していると言わざるを得ない。

アメリカのインフレもロ・ウの戦も東西対立激化も中国の台頭もです。

 

******アメリカの今世紀最大の間違いは

バイデン大統領選出でしょう、トランプ大統領時代は世界経済は順調で新たな戦争も始まってません。

ロシアのプーチン大統領とトランブ大統領は親密でしたしね。

 

バイデンが大統領になったとたんに、事態が悪化したのは事実です。

アメリカ的に表現すれば「神はアメリカを見放した」・・・・・・

 

神に見放されたアメリカに順風など吹きませんね、という事で勝手解釈の管理人は次の暴落=ガラを期待して待ってまぁ-----す。

 

8月分のマージンデッドが発表されました

チャートは著作権で表示できませんのでURLを貼り付けます、

https://www.yardeni.com/pub/stmkteqmardebt.pdf

 

市場はまだレバレッジを効かせています、ミンスキーモーメントは確実に通過したと判断出来ますが、市場にはまだまだお金は「呻ってますねぇ」

 

******日経先物が世界と同列に取引出来る様になりました

23日の休日も始めて取引となりましたので、チャートでは(急落のヘッジ)

24日朝6時までの1日の値動きです。

 

よく売ったと褒めてあげましょう、26日の現物の先物へ寄せますから「ヘッジ」してない信用投資家は追証でしょう。

次の信用評価損益率が楽しみです、更に暴落希望の管理人です。