フランス格付け

S&Pグローバルレーティングは5月31日 フランスを「AAー」に格下げした。

 

日本も格下げがあるのだろうか、日本国債先物の推移を見ると気になる事です。

日本国債外資は「買わないだろう」、持っているのは日銀と日本の銀行・保険などである。

国債利回りが上昇し価格が下落すれば経営に影響がでます、すぐには格下げとはならないだろうが先行きは暗い。

 

******世界的インフレはまだ続くだろう

先進各国の経済指標を見るとコアと住宅部分のインフレがしつこく残っている。

インフレが出遅れた日本では、まだ本格的な物価上昇には至ってない、激変緩和政策もあるので、インフレはこれからも続くだろう。

銀行は貸出金利上昇を先取りするような株価の動きですが、資産の目減りに目を瞑り「買え」と煽る証券会社はいかがなものだろうか。

アメリカの銀行の内情は「ブルームバーグなどで配信」されていて、悪化が続いている

日本の銀行も後追いとなるだろう、TOP数行が利上げの恩恵を受けるだけだろう。

 

5月が終わりダウ月足チャートは

月足でTOPを付けたかはわからない、高く上がった花火が「露と消える」ほどの変化ではない。

 

ダウの出来高の推移からアメリカ株が人気になっているのが見える、世界的に緩和資金が出回っているようだ。

コロナ以後、それまでの経済とは別物だと言うのだろうか笛吹いても踊らない日本経済は完全に「置いてけ堀」です。

 

アメリカの経済収支の大赤字は「取りざたされてない」野村アセットマネジメントの資料では

この赤字を埋めているのが金融収支です。

 

古い資料しか見当たらなかったがアメリカの経常収支と金融収支の関係です

赤字は何かで埋める必要があります、現在のアメリカでは国債乱発ということです。

いつものアメリカの借金時計は

6月2日8時33分の値です、支払い利息は841.508,812,547ドル/年ですから

157円換算では132兆11568億円となります。

同盟国は利息を再投資されられているので全額持ち出しではないのですが、元本の支払いは必要になります。

再投資にしても、支払いはありますので「アメリカ国債」は都度元本分の国債を発行し続ける必要はあります。

 

持続可能か、不可能か。

投資家はアメリカがデフォルトするまで踊るのでしょう。

 

この無節操なお金の使い方が未来永劫続きはしません、どの様なトリガーで金融危機となるのかは「誰も分からない」