通貨インデックス

日本の長期金利推移チャートは

金利上昇は国債価格は下落します、日本国債先物チャートは

日本国債の投資家も日銀も同様に「どえらいマイナス」を喰らってます。

一部の長期保険と日銀は「簿価」で決算しますが、その他は時価評価で決算します。

この「簿価」が曲者でして、期限償還時の為替をヘッジしてなければ行きなり為替の洗礼を受けることになります。

円高なら恩恵を受け、円安なら損失が出ます。

その為に為替ヘッジをすると「日本円で5円」ほどの手数料がかかるのです。

それ故に「簿価」取引の国債といえどもチャンスがあれば乗り換えも必要です、全てむしして満期まで保持するのは「危険」でしょうね。

 

市場では急激な円安前には「日銀への非難」も多くなかったが、急激な円安を受けて

日銀でも、財務危機に陥ることを懸念してます→円安が更に進む→通貨の番人の日銀が弱体化する。。。

投機筋からのアタックを受けることになります、シカゴ先物市場での投機筋ポジション

介入は投機筋ポジションに表れてますが、その後ぼちぼちと円が売られてます。

金利ゼロから1%を超えるまで金利が付いたのだが、ドル円からポンド円へとターゲットを変えて「せっせと円を売っている」ようです。

確かな所、英国中銀(イングランド銀行BOE)は政策金利の据え置きを発表してます。

Fedより「政策金利が安定」しているのですからスプレッドを安定的にもらえます。

 

つまりキャリートレドをドル円からポンド円へ変え始めたということだね。

通貨インデックスチャートでは、GBP(英国ポンド)の緑線と日本円の(紫線)のスプレッドが最大に開いているのが確認できます。

此処まで大きく開いたスプレッドは余り見たことがありません。

 

日本の金利政策は「綱渡り」状態だろう、金利上昇ならば日本国内の中小企業は破綻危機を迎えます。

ゾンビ企業と揶揄されているくらいですから、ほぼ借入金で経営を維持している。

其処へゼロ金利から1%の金利がある世界へ大変化したのです。

 

******日本の小売り・人口減・収入減

と続いた後に、金利を支払う世界へと変化します。

住宅ローン・自動車ローン・企業の借入金への金利となれば日本経済は苦境に立たされる結果となります。

だいぶ前から騒がれていた「ゼロ金利政策」は出口政策が大変だという事実に目を瞑った結果が今現在です。

 

ポンドがどれほど対円で上昇しているかは

一目でわかりますね。

英国経済は「火の車」なんだが、ポンドはそれでも日本円より魅力なんです。

 

******円安なんだがトヨタの株は冴えない

7203トヨタの日足チャートは

様々な問題は出ているが、世界では売れているトヨタ車です、とはいえ「カントリーシーリング」で括られると日本企業は弱いことになります。

 

日本経済のファンダメンタルズをUPしてきましたが、更に驚愕のシナリオも存在します

ブラックスワンということですが、現時点では出現するかは全くわかりません。