相関関係は崩れたようだ、
TOPIXとドル円の相関チャートがブルームバーグが記事にしてました。
記事のアドレスは
「円安が日本株を押し上げる」はもはや神話、相関関係薄れ年々鈍感に - Bloomberg
青丸は2023年6月から2024年2月のTOPIXの値動きをプロットしてあり、直近の
TOPIXの値動きは2200~2575当たりを示しているのだが、ドル円は148円付近で固まっている。
為替の動きが日本株の元となっていたタイミングではなくなったようだ、日本のビジネスモデルの輸出利益がほぼゼロとなり利益の根拠という位置付けが必要なくなった。
通貨インデックスを見ると
ドル一強は変わりない、特に日本円・人民元・韓国ウォン(チャートにはない)が価値を下げている。
韓国ウォンの対ドルチャートです。
そして、ベトナムドンが暴落した。
1997年7月から始まった「アジア通貨危機」を彷彿させる事態です、その後金融危機へと発展したのです。
ウィキベディアでは
日本円は対アジア通貨からも下落している、円をアタックするには最良の環境だろう。
対マレーシア・リンギットのレートを見ると
日本円の下落が目立つ、日銀の打つ手無しと読まれているということで。
日銀は「金融緩和を止めて、利上げ」をする以外には方法は無いだろう。
それも0.25%では止まらない、それだけしか出来なかったと見透かされるだろうから
0/75%~1%の利上げが必要だろう。
しかし、日銀に出来るはずもなくドルの下落を只管神頼みするしかない。
******神頼みは「効果」あるかもしれません
アメリカ国債の発行増で「世界からドルを吸い上げた」結果は、世界でドル不足が顕著となりドル以外の通貨は棄損してます。
このままでは、金融危機へまっしぐらでしょう救済方法は「アメリカの金利を下げる・ドルを印刷して放出する」しか方法はない。
何方にせよ、ドルの価値は下落することになりドル安へとなります。
日本円の立場からすると「円はアタックされて崩壊」するのを待つか、日銀が大幅な金融政策を実施して株式市場が崩壊するか、ドルが崩壊して世界同時リセッションとなるか、、、、、選択を迫られている。
一大事ということなんだ。