日銀、指値オペで円安を容認姿勢

FRBは景気後退覚悟の年末3%予想。

日銀の意地を張り続け円安容認、この姿勢は感心してあげましょう。

 

日銀はどの変まで円安を容認しているのだろうか、市場はそれを探りに行くという所だろう。

管理人は市場予測が150円と出た時に、この相場は終わったと読んだのだが外してしまった。

日銀の指値オペは、限りなく円安容認という事を市場に示したのだ!

 

そういえば、ニクソンショックを思い出した。

1971年8月16日のことなんだ(アメリカ時間は15日になる)が、

それまでの固定比率(1オンス=35ドル)による米ドル紙幣と金の兌換を一時停止 したことによって日本市場が真っ先に開かれた時の様子なんだ!

 

******為替市場は日本のみオープンした、

世界の為替マーケットは確か全てクローズでした、世界の中央銀行は日銀のみが頑張ってドルを買い支えていた。

当時のドル円のチャートです

固定相場でしたからドル円は360円/ドルこのレートでの値幅いっぱいでドルを無制限に買っていたのです(358円で買い支えていたと記憶していますが)

このニクソンショックドル円は固定レートから外れ、急激な円高となるのです。

ニクソン・ショック - Wikipedia

 

******日銀の指値オペ

ドルを買い支えるのでは無い、日本10年国債の利回りを無制限に買い支えて国債の暴落を防ぐということなんだ。

国債の利回り維持=国債の値崩れ防止

という構図だね。

結果、アメリカの金利は上昇するが日本の金利は維持される。

ドル円金利差が開くということになり、ドルが買われて円が売られるという事となったわけなんだ。

 

******日銀は円安目標無しに

指値オペを無制限に続けるつもりなんだろうか!

まだ分からないが、可能性はある。

125円は通過点となってしまうのだろうか、上のチャートを見ると分かるのだが100円の値幅をアッと言う日柄で円が急騰したのだから、

 

しかし、誰か日本政府高官のコメントは出るだろう。

市場は右往左往しているのだから。

 

管理人は瀬踏みのポジションは維持しました、少し利益となってますがアメリカ市場はFRBの姿勢(経済を犠牲にしてもインフレを本気で止めるのか?)

をどう捉えるのか、面白くなってきた。