閾値は50です、
住宅建設業社の景況感を示します、この指数は約900の建築業者を対象としアンケート調査です。
******情報弱者の日本、世界は今どうなっているか
ニジェール軍事政権は3月16日米国との軍事協定を即刻破棄すると発表しました。
アフリカ担当米事務次官補と、米アフリカ軍司令官らがニジェールを訪問し、軍幹部らと協議を行っていた。報道によると、米国は、ニジェールがロシアやイランとの関係を断ち切らなければ報復を行うことをほのめかしたとされ、これをニジェール側は強く非難し関係を断ち切った。
ニジェールはフランスからの搾取経済により長い間疲弊していた、そこへ2023年8月クーデターが起きてフランスと傀儡政権はニジェールから撤退したのだが。アメリカが横槍を入れてきたという構図です。
欲しいのはニジェールの「ウラン」です。G7のエネルギーを賄うに必要なウランです。
アメリカは既に「グリーンエネルギー」はエネルギー革命とはならないと理解しています。
インド南部は異常気象で降水が少なく渇水状態です、現在は飲料水に窮してますがこれから作物の生育へ影響してきます。
フランスマクロン大統領はウクライナ支援で派兵を強固に主張しているが、ドイツは反対している。
フランス原発での発電をドイツが買っているという関係があり、ドイツは立場が悪い
ポーランドへ仲裁を求めたというところです。
ドイツのショルツ首相はエネルギー政策に失敗し国内では電力不足が続いている。
EV車も失敗となりそうだ、国内政治では極右政党「ドイツのための選択肢(AfD)」のワイデル共同党首は21日のテレビインタビューで、AfDが2025年の連邦議会選挙で初めて首相候補を指名する意向を明らかにした。
有権者の間で景気後退や移民、脱炭素経済への移行を巡る懸念が高まっていることを背景にAfDは世論調査で支持率が急上昇し、野党の保守連合に次いで2位につけている
世界は西側諸国の世界支配から逸脱を目指し、各地で紛争が起きている。
中東各国の宗教的主義主張は終息し、団結して西側諸国の世界支配に対抗し始めた。
世界はこれから、エネルギー価格高騰と「サプライチェーン」の分断が再度起きるだろう、これはコストプッシュ・インフレが更に進むことに繋がる。
少し前にUPしたサウジの原油原油維持(80~82ドル維持)は様々な要因により成功しつつある。
コストプッシュ・インフレは価格上昇を止めるのが不可能なインフレです、「物不足」・「食料不足」・「エネルギー不足」に繋がります。
日本では、現在受給ギャップは「需要<供給」状態ですが、これが逆転します。
コストプッシュ・インフレにより生産性が極端に減少します作りたくとも作れないという状態が普通になります。
******人工衛星から見た夜の地球
日本の明るさが異常に明るいです、それだけエネルギーを消費してます。
NASAのDMSP衛星(defense meteorological satellite program)という軍事気象衛星が撮影した画像です。
高度830kmで地球を周回し、弱い光でも撮影できるセンサーを搭載した衛星です
日本が発電に使用しているエネルギーは「天然ガス(LNG)」です、2018年の世界の天然ガスの輸出量と輸入量は
日本が世界一の天然ガス消費国です、液化してLNGで輸入してますが備蓄は難しいのです約三か月ほどしか消費期限がありませんから備蓄量は少ないです。
2009年と2019年のLNG輸入実績は
インドネシアのLNGがシェアを落としています、価格だけの問題です。
LNGは長期契約が90%で、残りをスポットで需給の調整をしています。
カタールが生産基地の拡大と価格引き下げに成功しシェアをばしましたが、日本からすればより近いインドネシアが好条件です、その為に三菱商事を筆頭に日本連合がインドネシアのLNG拡張プロジェクトが2023年10月に完成し出荷開始されました。
天然ガスは石油が出るところなら「ほぼ全て出ます」、現在世界中で開発が進んでますが「輸送方法」がパイブラインかLNGしかありません。
カタールは天然ガスの液化にいち早く設備導入して中東の他の国より抜きん出ました。
ロシアは「パイプライン」敷設で天然ガスの輸出に力を入れてます、中国とタイアップして中国産のパイプと敷設技術によりインドへ直接供給のメドがついたようです。
つまり、ロシアは「中國とインド」合わせて28億人への供給を手に入れたのですね。
これはドイツを見放してもロシア経済的には問題はありません、ドイツが望んでいるウクライナ戦争終結でエネルギーのロシアからの供給再開の思惑が失敗する可能性が大きくなったということです。
G7先進国は「エネルギーと天然資源」はほぼありません、それ故に搾取経済と植民地化に力を注いで大戦後の経済発展を享受してきました。
そしてグローバル経済で最後の仕上げというところがコロナシヨックで失敗したのです
少し前のブログで「世界は幾つかのブロック」に分かれるとUPしたのは管理人の考えだけではありません、「世界の知」の方々の著書などを参考に導き出した答えです。
難しくはありません「エネルギー・資源」が欲しくば代価を支払えと言うことです。
つまり、搾取は許さない。ということですね。
ということで、コストプッシュ・インフレが更に進むことに繋がるのです。
おわり