******スエズ運河通行料値上げ
JETROから
エジプトのスエズ運河庁は9月17日に、2023年初から、ばら積み貨物船とクルーズ船を除く、全ての船舶の運河通行料を15%値上げすると発表した。
前回の値上げは2020年3月に発表されている。
スエズ運河庁(SCA)は先週発表した声明の中で、船舶の通航料を5―15%引き上げることを決定した。適用は2024年1月15日から。タンカー、ドライバルク船などほぼ全船種が対象になる。欧州北西部から直接極東に向かうコンテナ船は値上げの対象にならないとしている。
***スエズ運河を通過して欧州向けのバルクタンカーが狙い撃ちにされた
逆に極東に向かう船舶は対象にならない(空荷で帰るタンカーは非対象)
適用は2024年1月15日という事で、欧州は更にエネルギー危機となろう。
イスラエル擁護を発表しているNATOには逆風だろう、このスエズ運河庁(SCA)の発表は確実に執行される。
欧州はロシアからのエネルギーは100%来ない、フランスの原発の燃料はニジェールの反乱でウラン先物価格は
ウランはある程度の備蓄はありますが価格は先行き上昇と見込まれている。
話は遠い方からも矢が飛んでくる。
アルメニアとアゼルバイジャンの紛争は激化してきた、アゼルバイジャンのバクー油田からのPL輸送(BTCパイプライン)欧州向けが止まりそうだ。
アゼルバイジャンは旧ソ連圏の国でアルメニアはNATO寄りです、そしてNATOがアルメニアへ軍事援助を始めたのが原因です。
NATOの戦略とEUのエネルギー政策が合致してない、今年の冬はEUにとって厳しそうだ
仮に暖冬で風が吹かなければ英国の再生可能エネルギー戦略は二年続けて発電量不足となり投資した設備費の金利分も支払えなくなる。
******気象庁の全球異常気象隠し速報の最新版は
北緯60度のアラスカ側が異常高温となっている、西から天気は変わるつまり東へと天気は移動するので次はグリーンランドが異常高温となり、欧州と続くのが通常の気象変化なんだが。
さてどうなるのだろうか。