インドアダニ財閥の資金繰りです、こんな報道です。
世界の金融市場は引き締め方向です(日銀以外)財務内容が良い企業でも「アメリカ債券の利回り+リスクプレミアム」を要求されるのは当たり前です。
楽天グループが発行する社債4,5億ドルは表面利率10.25%で主幹はモルガンスタンレー証券です。
米2年債がほぼ4.5%でリスクプレミアムと手数料で5.75%という所だろう。
これは普通のことです。
楽天G、ドル建て債発行額4.5億ドルに増額-需要旺盛の兆し - Bloomberg
話をもどしてアダニ財閥が借り換えしたくともリスクプレミアムが査定不能です、借り換えなど出来ません。
格付けも下がる方向でしょうし一段階で収まるのかも不明です、銀行としては債券は回収方向になるのは普通デショ!
アダニ財閥は「氷山の一角」として扱われ、更に世界の金融は引き締め方向となるでしょう。
アメリカがコロナから回復過程でドル不足となった時には既に世界の金融はドルにプレミアムが付きドルの融資のリスクプレミアムは拡大していきました。
さらに、世界的インフレとなり各国中央銀行が利上げに走ると融資利回りも同率以上で上昇します。
長く続いた金融緩和は世界の様々な市場に安直な禍根を作り出し、簡単にお金が借りられ企業は自社株買いを借り入れで行って株価上昇を目論んだのです。
これらが全て巻き戻されます、企業は返済の為に利益を減らし、株価は下落するのは当たり前のことでNASDAQ銘柄の借入金の多い企業は売られるのは当たり前の事です
現在、この金融状態は変わっていません。
気の早い投資家は2023年末には利下げがあると「根拠の無い希望」に縋りついてます。
事故責任ですから反対する理由はありません、どうぞお買い求めください。
投資において、「安く買い高く売る」ということの真骨頂は「投資家がもうダメボ」と持ち株を放り投げるタイミングがベストなんです、「つまり人の不幸は蜜の味」
市場に住み着いている魑魅魍魎はココゾと狙っているのは間違いない。
様々に経済指標を分析し、テクニカルで分析、ファンタメンタルズ分析をしても需給で追い詰められたら手だてはありません。
「需給は何事にも優先する」
ここが売方の真骨頂となります、買い方を追い詰めたら安く買えまっせ!