サマーズ氏の直近動画です、字幕を日本語にして
Summers: Disinflation is not on the Secure Path the Fed Hoped - YouTube
天才サマーズ氏は「相変わらず難しいコメント」してます、
サマーズ氏は多くのことを語りました、
@ディスインフレが期待通りに動いていない(期待通りは安全な方向とも訳せる)
@7%の住宅ローンは人々の予想より高い住宅インフレに見舞われている
そして、都市部の賃貸物件への入居アプローチが難しくなった(収入証明+信用スコア)
@ドル円の介入は、それ自体は効果は少ないが大きく乖離しているときに介入が行われている(過去のことです)
そして、介入の後には為替が何方かに大きく動くこともあったと。
何方に動くかは言いたくないと言っている。
@アメリカ経済が「大きく下落」の可能性もあるとも言っていたが、特に主張してないですね。
米スターバックスが発表した24年1〜3月期の決算は、売上高が前年同期比2%減の85億6300万ドル(約1兆3500億円)と、20年10〜12月期以来の減収だった。 純利益は15%減の7億7240万ドルだった。24年9月期通期の業績見通しも下方修正した
株価は急落
******KFC決算
これらは、アメリカ経済が不調だという証拠だろう。
アメリカは貧富の差は途轍もなく大きい、インフレの影響は最下層から始まり徐々に中間層へと伝わる。
ある程度の収入がある層(プライム層)は耐性があるが、節約を始めると最初に現れるのが外食チェンとなります。
日々のコーヒーが三杯から二杯となるなどチョットした節約だが決算に表れる。
日本で言うところの「7-11」の来客数の減少で、今はインバウンドの海外勢で持っているが世界的に不況になると大惨事だろう。
バックワーデーションが進んでます、特に2025年から先ですね。
普通の状況なら値が付かない所まで、取引されてます。
アメリカは自動車社会で必需品のWTI原油です(軽質油でガソリンが多く抽出される)
需要が減ったのだろう、経済が変化する前に必ず原油先物に現れます。
そして、全米ガソリン価格は
ビークを付けたかも。
******アメリカの資本市場は巨大です
過去40年以上に渡り「金利低下・ドルの供給増」で多くの資本は(実体経済に必要ない)
数字だけが左右する「資本市場」へと流入し、実体経済を凌駕した資本市場(金融経済)を作り上げました。
チョイト脱線
世界金融ショックが発生しても「人々の日々の生活」は不変です、無理した方には不幸でしょうが「喰う・寝る」は欠かせません。
つまり、資本市場が破壊されても実体経済の基本部分は変化ないのです。
欲で積み上げた「金融経済」は仮にゼロとなっても何ら問題はありません、本来は貧富の差が「見えざる神の手」で掻き回される必要があったのですが。
Fedは「金融ショック」をバブルで救済し、更に大きな「金融ショック」となっても同様に「金融経済」を救済したのです。
これが大きな間違いだと指摘されているのですが、Fedは大量の資金供給をして力業で押さえつけようとした。
何事にも「ほどほど」なんだが「アクグロサクソン系民族」は分かっていないようだ。
アメリカは第二次大戦後に世界的に戦争を仕掛けている、それは「アメリカ経済へお金を注入するにベスト」でした。
過去のアメリカマネーサプライは
誰も触れたがらない「マネーサプライ」の推移です、これを伸び率でチャートにすると
Bデン政権は更に資金をばら撒く方法として「移民」をターゲットにしたのです。
マネーサプライの伸び率がマイナスとなれば過去にはリセッションとなっています。
大統領選前にリセッションとなれば敗戦になるのは確実ですからね。
資産家を守るには必要な政策ということだろう。
間に合うかは現段階では分からないということです。