ロシア産原油の上限

ベストな記事がありました。

http://tameike.net/comments.htm#new

12月5日の記事です、間違いなく正しいだろう。

 

そして、「EU+欧州」総掛かりでロシア戦線を押し戻す戦略の噂がある。

一部報道されたとあるが、まだ記事を確認していない。

 

ロシアは反転攻撃でウクライナのインフラ(電力系)へミサイル攻撃を仕掛けた。

予てから噂が有った、クリスマス前に攻撃激化という事で既にUPしてあるが、どれほどの攻撃なのかは分からなかったが「EU+欧州」総掛かりでロシア戦線を押し戻そうと言うのだから、ロシアの攻撃は大きかったのだろう。

CNNが伝えている

www.cnn.co.jp

 

******話を戻して

ロシア産原油へ価格キヤップ(価格上限への帽子)はバレル60ドルでEUは域内の調整を付けた。

 

エッ!  世界の原油価格を知っている方ならほぼエッと思うはずなんだ。

ロシア産原油の生産減価は30ドル/バレルに満たない、60ドルならインドへの売却価格より高い。

何の意味もないイエレン氏のパフォーマンスだった。

 

ロシアからの原油輸送に安全性の低い中古タンカーが多用されている事実は事故(原油流失)が起きる可能性が大きく、さらに無保険で原油輸送されている事実と合わせると強気の価格設定が出来ないのだろう。

60ドルなら保険も掛けられるという事と推察する、これでロシア産原油は堂々とEUへ輸出可能となった。

 

原油は世界戦略の最大の品目なのは間違いない。

様々な企業が様々な思惑で原油に群がる、気に入らなければタンカーは攻撃対象となったのは数多ある事実なんだ。

 

ロシア産原油を世界から除外するのは不可能で、ロシアが戦費を賄うに十分な収入が続くという事なんだ。

 

北欧は冬となった、春まで6ケ月は寒い。

ウクライナの民は電気・ガス・水道の無い生活に耐えなければならない、すでに分かり切った事なのだが、、、、EUの国も慣れてしまったのだろうか?

 

ウクライナの難民の受け入れでEUは更に疲弊するだろう、プーチンの狙い通りとなった対抗手段は無い。