アメリカ、クレジットカードローン残高と延滞率
コロナ給付金は「クレジットカードローン」に多大な影響を与えた、延滞率の低下とローン残高の低下です。
コロナ給付金が無くなり、人々は耐乏生活へと進まなくてはならない所だったのだが
節操の無いアメリカ人は「クレジットカードローン」での生活へと邁進したのだ、結果は明らかでコロナ給付金ほどの生活は無理でした。
アメリカ経済は過剰消費の影響から、徐々に衰退していき失業者増加が確認されるようになったのだが、経済指標は「摩訶不思議」なことに非農業部門雇用者数は増加が続いていたように見かけ上の操作が行われたのだ。
だが、失業保険給付者数は誤魔化せない。
オレンジ線の総受給者数は「増加」を辿ってます、青線の新規失業者数に大きな変化が無いのに総受給者数が増加するのは「雇用状況」が悪いという事を示しています。
結果は非農業部門雇用者数が「嘘」だという事です。
失業保険給付金では「就業中」の生活レベルを続けられません、頼るのはクレジットカードローンです、
当然の結果
クレジットカードローン残高と延滞率は上昇します、そして生活レベルが一番初めに現れるのは「中古車価格」です。
アメリカ社会は車社会です、だが「ジャパン・クオリティ」ではありませんから走行距離が多いアメリカでは数年しか持ちません。
買い替えは「安い車かグレードを落とします」当然低価格となるのです、それが次のチャートに出てます。
国家が経済指標の数字に「手を付けたら」危機的状況だと、歴史は伝えています。
発覚したのはギリシャ危機からですね。
其れまでの政府は「真面目に経済を見つめていた」がある時を境に「経済指標を胡麻化しても」お金を供給すれば経済は回ると、トンデモない事を始めたのです。
その結果がアメリカの借金時計に表れてます。
この経済状態でアメリカ経済は「ソフトランディング」するとか、経済学者は嘘つきですね。
テスラ株が急落しました
テスラの財務状況は
EPS(イー・ピー・エス)/1株当たり純利益は下落を続けてます、この状態で株価が値持ちをしているのは「不思議」なんですが、根強いファンが居るのでしょう。
テスラの四半期財務情報は
普通に見て「ボロボロ」です。
インド経済を政府が把握できているのは「金額的」にはある程度把握しているが、実際はミシン一つで縫製業を営んでいる所までは把握出来ていない。
件数的には超零細業がほとんどなのだ「インド経済の闇」と言える、それでもミシンが買えるように女性へ融資が届くようになったのは「驚愕の事実」なんです。
2024年6月4日に開票された
インドの総選挙では、モディ首相率いるインド人民党(BJP)が議席を大幅に減らした
経済成長に取り残された低所得者層の不満が広がったのが敗因なのだ、其れでもインドは強かに女性向けの「マイクロ・クレジット」や女性向けの住宅ローンが生まれた。
女性の地位向上に反対する男性は多く、そしてヒエラルキーが社会全体に蔓延している事はインドが進む道を示している。
インドが発展するには「国民の教育」に頼るしかない、ある程度の時間は必要だ。
英国の経済指標は?です、政権が変わるのだからもう少し様子見です。
カナダ中銀はFOMC前に政策金利を下げたならアメリカFRBはFOMCで金利を下げる可能性はある。
だが大統領選のさなかに政策金利に手を付けたとなると「アメリカ経済」はかなりヤバイという事になる。
日程は7月30日から31日です、日銀の金融政策会合も同様。
******全米ガソリン価格
この時期にガソリン価格が下落するのは「異例」です、さらにアメリカはグリルシーズンとなりました。
全米が暖かくなり家庭では週末には庭でバーベキューは毎週のイベントです。
だが豚肉需要はグリルシーズンのピークに「異例の減少」となってます。
「ガソリン+豚肉」の異常事態はアメリカに何が起こっているのだろうか!
豚肉1ポンド価格のチャート(インフレ分はそのまま)
******カマラハリス副大統領は
民主党の大統領選候補となりそうだ、選挙は水物でアメリカも同様です世情は騒がしいが11月5日とならなければわからない。
だが、気の早い輩は「ドル」の下落を受け入れている、さらに日銀の利上げが今度の日銀金融政策会合で決定されるとの巷の噂です。
通貨インデックスは「激変」しました。
ドル円のチャートは
ドル円は4.999円/週、動いたのです。