重要な経済指標はありません

明日は祭日(勤労感謝に日)

アメリカの24日は感謝祭で休日で25日は短縮取引でブラックフライデー(通常は小売売上が急拡大して黒字になる金曜日)26日土曜日27日日曜日で普通の年はお客がモールへ押し寄せるのですが、

 

今年はどのような年になるのか、クリスマスまでの売上げが続くのかアメリカ経済の前哨戦です。

 

説明で優れているのが

https://youtu.be/Z4yDUgMG-VE

 

******管理人が気になっている「個人貯蓄率」

個人貯蓄率=personal savings rate

Personal Saving Rate (PSAVERT) | FRED | St. Louis Fed

 

薄い灰色が2020年にあります、経済減速した時ですが、コロナ緊急対策で資金供給したタイミングと合致してます。

この時、小切手送付か銀行振り込みでしたので個人貯蓄率が急騰してます。

これが数回実施されたのでチャートには如実に現れました、そして取り崩して使ったのですかからアメリカ経済は活況となってます。

 

次に来たのがインフレでアメリカ人は消費を押えられずに、貯蓄の切り崩し+クレジットカードで消費を賄っている所です。

 

そして、それらの残高は

消費者ローン: クレジット カードおよびその他のリボルビング プラン、すべての商業銀行、、、でチャートになってます

Consumer Loans: Credit Cards and Other Revolving Plans, All Commercial Banks (CCLACBW027SBOG) | FRED | St. Louis Fed

 

このチャートで2008年のリーマンショックより、個人の債務残高が増加(二倍以上)となっているのが分かります。

アメリカの実質金利がナイナス3%まで到達していたのですから、個人の所得が毎年3%増加していたと同じ事です。

失業率も減少を続けたので、アメリカき金融緩和で経済が活況となっていたのが分かります。

そしてコロナショックとなり、コロナ緊急融資で個人にお金が入り債務残高は減りました、それが薄い灰色の所から右側へと債務残高が減った部分です。

 

しかし、アメリカ人の消費活動は押えが効かなくなっていたので、消費者ローン: クレジット カードおよびその他のリボルビング プランで消費を続け、そしてインフレの影響もあり債務残高の増加としてチャートに現われているのです。

 

アメリカ経済の今(ナウ)は、失業率も低く債務返済に困ることにはなっていません。

ここが大事な所で、ここからジワジワと失業率の増加と共に債務返済に困窮してくる予想です、しかしアメリカは住宅が財産でこれに手が付いたら全てが崩壊します。

 

住宅価格の下落やインフレ率の増加・債務残高・失業率・エネルギーなど多岐に渡りウォッチが必要となります。

 

直近はブラックフライデの売り上げです。