金利ゼロの経済は

様々な弊害を作り、金利上昇経済となり経済耐性が無くなった。

「インフレ耐性・省エネ耐性・食料減産耐性」などである、つまり国民生活に直接結びつく経済に耐性が無いのだ。

 

******金利上昇は

ストックを持たない人々が困窮することになる、「エネルギー、食料」の価格高騰が主な要因なのは全国民が理解している。

確実に経済は疲弊して行く、それなのに株式市場は相場下落ではなく戻り相場を作っている。

考えてる事は、機関投資家の延命だろうと推察する。  

相場を主導している機関投資家ポートフォリオの整理が付くまで相場を持たせなくてはならないのだろう。

 

ロ・ウ戦争はインフレの直接要因ではない、そもそもFRBの金融緩和がインフレに繋がる閾値を超したのが主な原因で、たぶんFRBは理解しているはずだがそれを認めてしまうと中央銀行の威信が崩壊するので決して認めないだろう。

 

インフレ+金利上昇は国民だけでなく企業業績も破壊してしまう、相場もメタメタに遣られる事となるのだが、セルサイドは生き残るべくバイサイドを嵌め込む。

それが過去からの歴史なんだ、それ故に日本株式市場は低迷し続けるのだ。

 

生産性を持たない株式市場がセルサイドを賄うにはバイサイドから搾取するしか方法はない。

それが真実なんだが、欲は目を眩ませる。

 

これから、経済や相場はグレートリセットを迎える事になる。

大変事になるが、急激な変動はないがお金持ちが金持ちとして君臨し続ける経済は終わりを迎える。

経済・相場は循環するお金持ちも没落し新陳代謝があるのが普通の事なんだがFRBプットでお金持ちの新陳代謝不全となった、何時までも続いていたのでは社会正義を否定する。

 

アメリカ経済の大変事の根幹は金利です、間違いないだろう。

どれほどの規模で大変事になるかは金利が何処まで上昇し、高金利が続く日柄の問題だろう。

 

一番の大変事はストック部分が破壊される「住宅」「株式」「債券」の順だろうと予測しているが。

住宅は過去何度もバブルとなり破裂したので経験値が大きく作用して、金利上昇とともに住宅関連企業は逸早くレイオフなどの対策に入っている。

 

遅れたのは住宅ローンの部分です、手の打ちようが無いのでローン破産者と共に疲弊して行く。

という事で、「住宅ローン破産➤住宅差し押さえ➤中古住宅市場崩壊(供給過剰)➤住宅バブル崩壊

という流れを想定していますが、目新しくもない過去からの流れをUPしただけの事です。

ほぼ1年ほどの日柄を要する流れですから、アメリカの住宅ローンが急低下したなら

話は流れてしまいます。

つまり、何時FRBが利下げに走るかが問題の中心となるのです。

 

MBS債券の価格推移で、大まかにMBS市場を推察できます。

iシェアーズ米国MBS ETFのパフォーマンスです

https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/239465/ishares-mbs-etf#/


データの更新は月一ですからたまに見るだけでいいよね。