鬼城はなぜ作られるのか

紹介している動画のタイムスタンプは2019/03/11

5000万世帯の廃墟とありますが、それは日本の感覚

中国では廃墟ではなく財産なのです。

www.youtube.com----------人口増加の国と人口減の国では考え方も違う

家が財産である、減価償却は無い。

日本では築20年で減価償却されて無価値になります。

中国では内装が施工されてないマンションは価格が下がらないのです(新築のまま)

人が住んでなくても発展とともに価値が上昇し売却すれば利益が出ると信じて、発展を待っているのですね

------------中国は経済減速を経験してません

日本では土地バフルが弾けて失われた20年と言われました、しかしバブルがまだ弾けてない中国では日本がバブル真っただ中の状態が続いているようなものです

------------経験したことが無いので判らない

だから怖いのです、未曽有の金融危機になるかもしれない。

中国はリーマンショックは無かった、世界金融危機は中国では爆発的発展の切っ掛けだったのです。

中国共産党中国経済のパイを増やす方法として日本の土地バブルを参考にしました。

中国がリーマンショックで世界からお金の流通が減少したのに合わせて4兆元を中国人民銀行から流通させました、その資金は中国国内では一般国民への貸し出しという過去に無かった行為が生まれました。

まず銀行が与信を与え、それを元に貸し出しをして市中に流通するお金を増やします。

それが投資という容でマンション建設が急増します

まずは1級都市から

北京、天津、瀋陽、大連、ハルビン、済南、青島、南京、上海、杭州

武漢、広州、深セン、香港、マカオ重慶成都西安

1級都市の貧民街の住民は立ち退きさせ、マンションが乱立します。完成前には完売し完成時には転売され

転売が繰り返されると価格は数倍から10倍まで上昇します。。。

何処かで聞いたような話ですねぇ、日本ではこれを「土地ころがし」と言ったような記憶がね。。。

砂上の楼閣のように、次々と建設ラッシュが起きた

当然、GDPは急上昇します。

それを真似て2級都市の地方行政府は、そっくの経済モデルを作り上げて資金をばら撒きマンション建設を後押しして新たな都市として作り上げました。

鬼城の出来上がりですね。

2級都市では、まだ入居者もありますから完全無人

鬼城群ではないですね。

1級都市では高くて手が出なくなったマンションを人民は2級都市の鬼城に殺到します。

当然のごとく土地ころがし状態は続きます、まだまだ需要はある。。。。。3級都市にも伝播します。

おらが所も作るだよ!!!!

ここらが限界か??

いやいや、4級都市も作らせろと中央へ陳情します

当然ワイロは当たり前、誰が拒否しますかね。

4級都市にも鬼城は出来続けて、現在に至る。

これが真相です。

誰が決めたか「減価償却が無い」

価値が永遠に続くのね、よくよく考えるとうまく出来上がったスキーム(プラン)ですがね。

始めにばら撒いた資金は土地ころがし状態で数倍以上に膨れ上がり、利益を税金という姿で吸い上げる中国共産党には天才がいるのね。

さて、中国では銀行は個人には普通に貸し出しはしません、何らかの方法が考えられます。

それがシャドーバンク日本式でいうとノンバンク。

日本でも大問題となったシステムです、中国もよくよく真似たものです、先々で問題を起こすはずですね。

----------中国共産党は考えた

人民が豊かになったからには、この資金を吸い上げると儲かるのだ!!

で、作り上げたのが理財商品

「中国の金融機関が国内で販売する高利回りの資産運用商品。債券や貸し出債権を小口化したもので、銀行や投資会社が組成し、主に個人投資家向けに販売している」
日本では「純金ファミリー」なる紙切れを「豊田商事」が売り出しました。
-----------名前からして詐欺っぽい

ja.wikipedia.org-----------中国の理財商品も全く同様

ネズミ講(ポンジスキーム)ですね、売れているときは問題は表面化しませんが、一度でも止まると倒れます

自転車操業とも、ブードースキームともいわれます。

最初に理財商品を買った人民は戻って来た利息の多さに感激して買い増します、当然売れに売れて売り方は暴利をむさぼりますが、売れ行きが滞ると商品は回らなくなり破綻します。

一種のバブルですね、純金ファミリーが売れたときに

豊田商事の社員の親がニュースで流れました。

とても良い会社に就職したと。。。

その後のことはUPできません。

---------天才の中国共産党は考えました

ポンジスキームを終わらせないようにするには

「日本のバブル崩壊は酷かった」どうする!!

米を見習え、バブル崩壊は次のバブルで対応してるではないか。

次々にバブルを作るのだと株、債券、絵画、スニーカー、紹興酒、赤いフェラーリ、電気自動車、、、

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昔は「眠れる巨人」称された中国です、

あるのは、広大な土地と膨大な人民だけ。

まず、テクノロジーの不必要な工場を誘致しよう

「日本の結びコンニャク」がよい、広大な土地でコンニャク芋を栽培して数多くの農民工を集めろ。

出来上がったのが「乙女メーション」のコンニャク工場です。

中国の女子は良く働きます、昔の日本女子のごとく

ひたすら、コンニャクを巻いて日本に出荷してました

労働集約型工場の出来上がりです、中国は世界の労働集約型工場となり、急速な発展をとげます。

新たなスキームを作り上げた中国共産党は先進国の技術を欲しがります。

もっと利益がある工場を作りたい、そうだ技術ごと

工場建設すればよいではないか「丸ごと誘致」作戦を考えだしました。

技術者、機械を持ってくれば「資金、エネルギー、土地、建物、労働者」すべて中国で持つよ。。。

これには裏がありました。

米が激怒したテクノロジーの搾取大作戦ですね。

-----------で、民間は何を考えたのか

世界にはブランドとかいう高額の商品があるぜ!!

作っちゃえぇぇぇ。

世界一の偽ブランドが出来上がり、中国国内のEC(イーコマース)で売れに売れた、日本にも沢山入ってきました。

とかいう管理人も大好きです、少し違った好みですが

例)VAT69というウイスキーがあります

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これの偽物でVAT96がありました(昔)

ブラック&ホワイトの偽物ホワイト&ブラック

冗談の入ったのが好きです、不味かったけどね。

今は探してもありませんがね。

--------------------脱線しました---------------------

その他、キャラクターまで偽物が出回りましたがね

中国共産党は知らぬ存ぜぬ、相手せぬ。

を貫き、自分達が豊かになるまでの辛抱だぁ。

 

まぁ、こんなところが筋書でしょう。

管理人が見聞きしたのは一部だけです、あとは想像ですよ。

しかし、よくよく研究してるね中国は。

づづく、

次なんの話題にしよっかね。

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