つづき

長々と書いたが、2回までは過去の事実を伝えただけです。

2回の最後に次の展開を少しだけ書きましたが、3回目は此れからの予測ですので

占いの範疇を超えません、

理由は「中央デジタル通貨」(CBDC:Central Bank Digital Currency)なんですからね

世界では現在中國とアメリカだけが「見切り発車」しました

過去ブログでUPしましたが、その後の動向は全くありません。

 

中國は「法廷デジタル人民元」の実証実験を2019年末から中国の指定都市で実証実験を行い、2022年4月からは、第三ラウンドに入っている。

だが、コロナ騒動でその後どうなったのか分からないのです。

 

通貨であるからし

@即時決済

@安全性

@利便性

@汎用性

@匿名性

が必要であろう、だが中國ですから「匿名性」は無理だろう。

誰がどれほどの資産を持っているか、中國共産党は確実に把握しようとするはずだ。

管理人の推察でしかないが

小銭の範疇なら問題ない所までは「デジタル人民元」は成功しているだろうが、習近平派以外は強力な抵抗をしているだろう。

近頃、中國資本が日本で不動産の爆買いと日本株へ資金流入したのは「多分これだろう」と予測しているのだが。

 

まっとうに、デジタル通貨の発展をしようと考えても「地下経済」が大きい国は難しいだろう。

デジタル通貨は地下経済を許さない構造なんだ。

 

アメリカは「政権末期」状態で、Fedがどう足掻いてもデシダル通貨は浸透しないだろう。

アメリカドルの暴落説と合わせて、各国中央銀行が「ゴールド」を2023年から買いまくっている当たり、ドル離れが進んでいるのは確実です。

世界の「ゴールド」の保有国は「中國・インド」合わせて60%ほどなります。

その地の中央銀行も新たな生産量の半分近くを買い占めている。

各国中央銀行が「ゴールド」をかいまくっているだから値上がりしても不思議ではない

 

この現状はドルの信任が薄れている証拠であろう、「ゴールド」は金利はありません

今まではアメリカ国債への投資が主流でした、元本保証で金利はインフレより若干プラスになるのですから。

だが、新型コロナウイルスパンデミックが始まった2020年3月以降、米連邦準備制度理事会FRB)は緊急利下げを含む大規模な金融緩和に踏み切った。

この大規模な金融緩和のおかげでアメリカ経済は生き返ったのだが、ドルの大量発行によりドルは希釈された。

世界ではアメリカ以外の経済は悪化となりアメリカへ資金流入でドル高は止まっていない。

アメリカは国債の利回り高騰で「よりアメリカへ資金が流れる」環境となつている。

この流れが止まればドルの下落は心配になるほどだろう。

 

ここで、何時ものアメリカの借金時計の出番です

世界的な話題となったときは$33.000.000.000.000(33兆ドル)でした、現在はこれです

日本円に換算すると5475兆円となりました、5000兆円で騒いでいたのですからねぇ。

 

この状況が持続不可能だと判断すれば、次はゴールトだろう。

そして、コモディティ全般となる「銀・ブラチナ・レアメタル」そして、水資源や穀物となるのです。

 

そして、これらの売買を司る通貨が大問題となってくるのです。

人民元は世界第二位のGDPをバックに台頭してきましたが、通貨信任ではかなり劣るのです、それ故に各国通貨をバスケットにしたBRICS通貨構想などが生まれています。

 

現在流通している通貨は「大量発行」で希釈されたままなのです、当たり前に世界はインフレになる。

次は「ハイパーインフレ」へと進む過程を周到しているのです、事前に通貨の信任を確保するには「ゴールド」の保有がベストとなります。

そして、新たな通貨が生まれるのでしょう。

 

時を同じくして「アメリカはサウジとの原油取引き協定」が終了したようだ、裏は取れてないのだが。。。6月9日のようです。

 

アメリカはドルの兌換停止を発表した1971年8月16日のニクソンシヨックでドル暴落を防ぐために当時の国務大臣キッシンジャー氏はサウジと協定を結びました。

サウジ産の原油をドル以外では取引できないようにする、代わりにアメリカの武器弾薬とアメリカ軍の傘の下で安全保障を約束したのだ。

これがペトロダラーと言われる所以です、その後50年経過してサウジは中國と人民元での取引を開始しましたペトロ人民元が誕生したのです。

この時に「アメリカはサウジとの原油取引き協定」は無効化したのです、改めて発表する必要もないか。

 

******円の紙屑化

冒頭の話題です、アメリカ国債とドルの協力な関係(アメリカ国債を買うにはドルが必要)でアメリカへ世界中の資金が流れています。

これが要因でアメリカが大量に発行したドルの暴落が防げています、しかし世界ではドルの派遣(基軸通貨の地位)が崩れています。

アメリカ国債の大量発行で支払う「金利」は天文学的数字となり、金利の支払いで国債を発行するという「アメリカ国債暴落」のサイクルへと進んでいる。

何時、アメリカ国債が崩落するのか

世界一のアメリカ国債保有国の日本がこれに巻き込まれるのは必至だろう。

当然、日本円は崩壊してハイパーインフレとなるでしょう。

日本円の紙屑特攻隊で隊長は増税メガネです。

 

未来のことですから「占いの範疇」です、「風が吹けば桶屋が儲かる」ような奇々怪々のシナリオが控えているだろう。

英・仏・独の欧州の先進国は資源はありません、日本・韓国も同様で世界の先進国の多くは非資源国です。

時代が進み、新興国が世界で台頭してきます間違いなくね。

過去の栄光だった先進国は埋没するだろう、人口比も少ないのだから確実に埋没する。

埋没させない方法は「新たなエネルギー開発」以外にはありません。

安全で大量に生産されて自然にやさしいエネルギーを開発する以外には浮上するのは難しいだろう。

それが日本の技術であって欲しいのだが。