LAのビジネス

桑港氏の動画が参考になりました、さらにアメリカ東側地域の動画を探してます。

アメリカ経済は順調でソフトランディングシナリオがメインとなっているのだが

アメリカの実態経済は氏の動画からは

【ロサンゼルスも、ビジネス撤退がひどい】サンフランシスコの次は、ロサンゼルスを実際に歩いてみた。ベイ・エリアと同様の現象を、この目でしかと確かめる。カリフォルニアの大都市では、何かが確実におかしい。 - YouTube

 

ダウンタウン(街の中心)の空き店舗からして経済が活況だとは見えない、ローンの支払いはどうなっているのだろうか、大きな疑問が残る。

多くのサイトを見たところによると、アメリカの商業用不動産ローンは「支払い猶予」という状態のようだ、物件を差し押さえても「売却」は難しく直近の取引では10年前の価格の15%~25%での取引のようだ。

15%引きでは無い、85%引きです。

アメリカ大手メディアでは「半値」で売却されているという報道だが、それは忖度した数字で実売価格は「半値八掛け二割引き」は当たり前で、更に其処からどれほど割引となるのか。というのが現在のアメリカ商業用不動産取引の実態のようです。

 

この状態でアメリカの商業用不動産をメインにした中小銀行が生きながらえているのが不思議な現象です。

アメリカ商業用不動産指数(CPPI)では

実際の取引価格を反映してないのでは、と勘繰ったのだが。

事実は「取引が無い」状態だということです。

時系列のデータでは

2024年に入り、取引がほぼ無いのがわかります。

 

Fedのグラフ(すべての銀行の商工ローン)では

取引がほとんどありません。

 

商業用ビルではテナントは居なくなり、特に路面の空き店舗が目立つ状態です。

つまり、小売店に最適な路面店舗が空室状態ですから「アメリカの小売り」は最悪だということですね。

この状態でアメリカ経済は「順調」だと、嘘を並べても国民は信用してません。

それ故に商業用不動産ローンの支払いが滞っているのでしょう。

 

世界一のブランド企業LVMHの決算は

ロイターでは

とある、

純利益はマイナス11.37%、収益はプラス3.43%、売上高過去最高13兆円です。

これはディスカウントしたのであろう、と見た。

メディアはCMを大々的に売ってくれるLVMHに忖度するのは当たり前なんだ。

 

富裕層は「インフレ」の影響で保有している資産価値は「最高に良い」状態であろう。

各高級ブランドは「現金」残高を増やしていく経営戦略に特化している。

なかなかの経営戦略で、長年のビジネスの結果でしょう。

 

もう一つのブランドのスイス時計メーカーの2023年の決算状況は

過去最高の輸出額および大幅な輸出本数の増加

スイス時計産業は、前年度に達成した高水準に続き、2023年も力強い成長を続けました。輸出額は過去最高を記録し、それに応じた時計の輸出本数も大幅に増加しました。

スイス時計の年間を通じた輸出総額は、2022年のそれを7.6%上回り、267億スイスフランに達しました。上半期の売上高は11.8%の増加を記録しましたが、下半期は成長が鈍化し、3.6%の増加となりました。

 

推定売上ランキングは

輸出先ランキングは

 

******経済的疲弊はプライム層まで到達しているが

其の上の超プライム層(富裕層から上)はかなり裕福のようだ、過去の経済において超プライム層が疲弊したことはありませんでした。

統計からだと1929に始まった世界恐慌でも、富裕層は「戦争特需」という方法で乗り切っています。

 

バイデン政権は「ドルの印刷」でアメリカ経済を活況にするとして、世界で戦争を仕掛けています。

更に、移民にデビットカードを与えて「生活費」を振り込む作戦にでました。

NYアダムズ市長は近々、ニューヨーク市のホテルに収容している不法移民の家族にプリペイド式のカードの配布を開始した。

移民は1人当たり1日に約13ドル(1950円)分を受け取ることになる。

 

******ドルは不換紙幣です

只の紙切れです「実際は布ですが」印刷すればよいだけで、アメリカ国内にお金が回るので見た目は「経済活況」に見えます。

世界でドルで「資産」をストックしている国は「たまりませんね」ドルが希釈されてインフレとなり資産価値が減価するのですから。

 

今、世界の潮流は「兌換紙幣」へと戻る流れとなっている。

BRICS通貨も兌換紙幣となる予定で、中國人民元も金を大量に購入して人民元の下落を防いでます。

更に、資源国では「持てる資源」を通貨の後ろ盾として「ある種の兌換紙幣」となるように金融工学的に模索しています。

 

そして、ロシアルーブルは「金本位制」へと変わりつつあります、ルーブルが兌換紙幣

となるのです。

ロシアはBRICS通貨は「金本位制」とすべきだと提案し、自国ルーブルを兌換紙幣となるように金の大量保有を始めたのです。

 

アメリカドルはニクソンショックで「不換紙幣」となりましたが、中東の原油はドル以外では買えないようにキッシンジャーがしたのです。

それ故にアメリカドルを「ペトロダラー」と呼ばれるようになりました。

1971年のことです、あれから53年経過してバイデン政権はドル崩壊の危機を作り出してしまった。

ドルは崩壊するのか、アメリカ経済はソフトランディングに成功するのか、グレートリセットとなるのだろうか。

 

情報は沢山出回ってますが、「ブラフなのかトルーなのか」判断つきません。

情報ソースがある程度の信頼があればUPします。