ドイツ国内から逃げ出している、理由は幾つもある。
最大は電力不足と価格であろう、これについてはUPしてある。
EUは対中投資に圧力をかけているがドイツ企業はその網を潜って中国へと生産を移管しようとしている。
中国が甘い汁を滴らせている為であるが、電気の問題だけならブラジルでもよいのだがBRICSの一員でもあり、それなら生産と需要が一致する中国というわけだ。
自国企業も統制できないショルツ首相には国連の対応も苦いものとなった、この前のショルツ首相の国連演説では最大の塩対応を受けたのです。
ドイツ産業界の中国依存は低下するどころか、以前にも増して依存する結果となり「ブンデスバンク・ドイツ中央銀行」の経済リスク注意報も効き目はない。
そもそも、ドイツのビジネスモデルは安価なエネルギーはロシアから、食料はウクライナから、生産品は中国へと長きに渡り推進されてきた。
そのエネルギーと食料供給を失い、生産品の輸出先まで失えば国がたちいかなくなるのは確実です。
しかし。欧州委員会はドイツの事情など関係ない決めた事は守れということです。
ドイツ企業から言わせれば「梯子を外された」という事でEU委員会など「屁の河童」ではあろう。
ドイツ最大自動車メーカーの「VW」のCEОオリバー・ブルーメ氏は先ごろのミュンヘン自動車ショーで記者団に「中国への投資は増やしていく」とコメントしている。
さらに
ドイツの高級自動車メーカーBMWは、中国の合弁会社「華晨宝馬汽車」の設立20周年を祝う式典で、次世代EV「ノイエ・クラッセ」を中国の顧客向けに2026年から中国で生産すると発表した。
中国経済の衰退で中国で売り上げは縮小しているが、中国に変わる販売先は無いのです
ドイツは天然ガスバイプラインをアメリカに破壊され無理やりロシア依存を切られ
販売先も失うわけにはいかないのだがEUに留まる限り受け入れるしかないのであろう
それら一連の仕打ちがEUやNATOの内部分裂につながるのは致し方ないが、繋ぎとめる手立てはEUの補助金だけである。
その補助金の出し手であるドイツをないがしろにしているのはかつてドイツが戦犯でありホロコーストの犯人であることを引きづっている。
当然、イタリアにも塩対応となるのはいたしかたない。
日本もその意味では戦犯国である(何時までたっても戦犯です)ポチ岸田はジャイアンの僕であり続けるのだ。
国連は戦勝国の言いなりの組織である、それ故にアフリカなどは国連改革を提案しているが、アメリカは利権を手放すことなどありません。
という事からして、ドイツ・イタリア・日本の過去の三国同盟国は酷い仕打ちに甘んじている。
これれら一連の問題は「ガラポン」が到来して、新たな世界が始まるしか方法はない。
それは「世界経済破綻」なのか「天変地異」なのか「バイカハザード」なのか、誰にもわからない。
人類が対処可能な事を切に願うだけである。