つづき

アメリカの世界戦略は「食料、種子戦争を含みます」・「エネルギー」をドルで支配することでした。

食料戦略は「穀物メジャー」が世界の穀物を牛耳っている、トップは「カーギル社」で

1865年設立の非上場会社です。

2位は、アーチャー・ダニエルズ・ミッドランド(ADM)1902年設立

上場会社です、株価は

3位は、「ブンゲ」1818年設立 上場会社です

 

1〜3位までアメリカ企業です、4位にフランスの「ルイ・ドレフュス」で

世界4大穀物メジャーです。

 

種子戦争を制して勝ち残った穀物メジャーです。

説明

欧米においては,巨大な種子企業が種子を通じて農業生産の根幹をにぎる状態

原種を確保したなら、その生息地を絶滅させて原種が他の企業に渡らないようにする

種子(種苗)の重要性に着目する大企業が,種子企業を買収・合併する例が世界的にふえており,新品種開発競争の激しさとも相まって〈種子戦争〉と呼ばれた。

 

既にゲノム解析などで、原種の重要性が低下している現代の科学では必要無くなってきている。

 

更に、気象衛星を打ち上げて世界の気象から穀物生産量の予測など最新の技術が必要となる穀物メジャーです、国家の後ろ盾なくして存続は有りえません。

 

第二次大戦後のアメリカ世界戦略の一部で有る食料安全保障と穀物メジャーによる世界制覇は成功しているのだ。

新興国の食糧生産をコントロールする事により、アメリカは常に世界一の座を渡すことなどない。

 

新興国の食糧生産のジャマをする目的で安価で大量の穀物を供給して、価格崩壊を仕掛けるなど当たり前のことです。

つまり、アメリカから買え!

という事ですね、

 

南米の国々ではドルで取引していた食料を自国通貨もしくは物々交換での取引を希望していた。

アメリカの覇権から自国民を守る目的もあり、予てからの希望であったがアメリカの制裁を怖れて表立った行動はおこしていなかったのです。

これらは自国通貨の下落とドル不足とアメリカの制裁から逃れる目的でもあった、少し前にUPしてある

ベネズエラのインフレ - okoze2019の日記

 

燻っていたドル覇権からの離脱の流れは「日の目」をみる事になろうとは、半世紀ほど世界経済を見続けたが、驚愕の事実を目の当たりにしているのです。

 

更に、つづく