アルゼンチンのインフレはUpしました、ベネズエラは2016年頃よりインフレとなり
2018年には年率65000%(6万5千%)のハイパーインフレとなりました。
年率換算のインフレ率の推移は
瞬間が凄すぎて、数字が隠れてしまったので、時系列だと
一応IMFの推計の値だが、瞬間値は意味を持たないであろう!
インフレを制御するのは難しいと言いたいので、ベルズエラを持ち出して見た。
自国通貨ボリバルを2021年に7桁のデノミを実施した、前回は2018年に5桁のデノミを行っている。
7桁のデノミはゼロを6つ取り去るので1/100万に減額するのだ、自国通貨にこだわる意味は無いと考えるが、将来の為に必要なんだろう。
2年前の動画があったのでUpすると
インフレが進み自国通貨が意味を持たなくなるとドルでの取引となるのだが、経済は衰退しいてドルが自国内に不足する。
次は「物々交換」となるのだ!
労働対価も現物支給となります、ベネズエラは石油輸出国ですがアメリカの経済制裁で必要な原油生産設備の維持が困難となり経済が破綻しました。
今は、アメリカが中東の石油に頼れなくなった為にベネズエラに急接近しているのでインフレも終息する方向となってます。
******世界の覇権競争は
日本のメディアはアメリカは絶対的に正しいとしか報道はしません、アメリカのポチ日本では普通の事です。
アメリカが梯子を外したら日本はベネズエラ化するのでしょうね。
日本はポチとして生きて行くしか方法は無い、という事。
ドルが怪しくなってきた、中国は人民元を中東の原油の支払いに使えるように動いている、アフリカなどでは援助と引き換えに人民元の流通を計った。
アメリカは赤字国であってもドルの供給という手段を持つ、ドル基軸通貨はアメリカは譲れない世界大戦を引き起こしても譲れない部分です。
それほどに基軸通貨は魅力なんだ!
という事で、基軸通貨ドルは本来インフレ・デフレなどで価値の激変は世界経済にとって非常に不味い状態です。
FRBの仕事が「物価の安定」と「雇用の最大化」となっているのも頷けます。
ところが、アメリカ経済はバブル化しやすい経済なのです、本来FRBが手綱を締める必要があるのですが、実際には大失敗を続けています。
理由は幾つかあるのですが、一番は民間銀行だということでしょう。
詳しくは何時かUpできるとよいのだが、。
そして、アメリカは現在インフレ中です。
少し前にUpしてある「アメリカ経済は最大にデカイ」一度方向を変え始めたら中途で引き返すなど不可能だと。。。ね。
今はインフレを2%に戻す努力をしている最中なんだが、最終着陸地点はまったく見えてない。
着陸体制の途中で高度を上げざるをえない状態にある、ここから先は幾つかのシナリオがあるのだが、最大に失敗すると
@急角度のインフレとなり経済が失速する(可能性は十分にある)
此れさえなければ時間経過でインフレは終息可能だろうが、簡単ではない。
市場は根拠の無い希望的観測をポジショントークとして、2023年後半にはインフレ鎮静化のシナリオを勝手に作り、市場にブラフを浸透させて株価を吊り上げようとした。
結果、大失敗となった。
このシナリオに乗っかった投資家は被害甚大だろう、自己責任という事です。
さて、次の短期のシナリオは
銀行セクターや債券投資家が保有している膨大な債券がデカイ損失となっている部分がこれからどうなるか!
簡単に処理できるはずも無く、急落待ちの投資家は「債券の損失額」を見てから戦略を考えるのですね。
つまり1Qの決算が出ればある程度損失が見えます、それからでも遅くはない。
つまり「他人の不幸は蜜の味」投資です。
戦略は相手のミスは容赦なく突くのです、その時が来るのはもう少しです。