中国経済の実態

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経済にレバレッジを掛けると、需要を先喰いする。

中国経済国内需要は既に数十年分を先に喰ってしまった、まだ短期の需要は残っているだろう(食料・燃料・医療など)しかし大型需要(マンション・ショッピングモールなど)は既に食い潰してしまった。

国内需要は期待できない、そこへ海外からの需要も消えた(サプライチェーンの移転です)

さらに、中国が海外へ安値で売り込んだインフラ建設が品質が悪い事がバレた。

「安い・悪い」結果となった。

これは韓国も同様で、中韓ともに経済が最悪となりつつある。

 

******日本のバブル崩壊後も同様だったが

民需が消えたら財政投資が残っていた、「陰」と「陽」の経済学の著者リチャート・クー氏は「穴掘って、埋めろ」と言っていた。

つまりお金をバラ撒くのではなく、仕事を与えろ!

と言っている、民需がなくなったら官公需用に頼るしか方法が無いのだ、民需が復活するまでの間は官公需用で経済を支えるしか方法はナイ!

 

これはある程度の経済成長(自然成長率+α)の範囲であれば問題無く可能なんだが

中国のレバレッジ経済は凄まじかった、アメリカでのコンクリートの需要100年分を10年で達成したのだ、更に悪いことにコンクリートを水増して少なくしたのだから実際は100年分どころではないだろう。

 

残る方法を管理人は思いつかない、中国経済は坂道を転げ落ちている所だろう。

普通、国には都会と田舎があり山河という自然が残っている、人々は稼ぐ時代が終わると生活費が少なくて済む田舎へ引き込むという方法があるのだが、中国には無い。

全てレパレッジ経済の為に消費してしまったのだ!

 

さて、最終手段はある「戦争」と「侵略」なんだ。

戦後の日本が疲弊していた所へ「朝鮮動乱」が勃発し日本経済は復活した戦争特需という奴なんだ(古い話だ)、これは別の話しなので今回はなしにする。

 

******アメリカのバブル崩壊

最後の資金提供者としてFRBが救済の手を指し述べた、今はインフレ下で難しい状態へと追い込まれている。

 

中国は更に悪い状態なんだ、レバレッジを掛け過ぎた経済は中央銀行自身が成長する以上の経済規模となり、中国人民銀行の手に負えない規模となった。

 

FRB的に言うと、バランスシートには限界がありFRBはその閾値を超えた資金を出してしまいインフレとなったのだから、

中国人民銀行中国経済を救済するほどの資金を出せば「ハイパーインフレ」となる危険が十分にある。。。。

中国経済が収縮して財政投資の効き目が出る規模になる必要がある。

つまり、膨れ上がった金融が収縮するのを待つということだろう。

 

不動産も収縮して値下がりする、人件費も同様だ。

インド・東南アジア諸国と価格競争も出来るようになる、が、デフレになる事です。

中国のビシネスモデルは日本・韓国・東南アジア・インドと被るのだから中国が吐出して経済発展を遂げたあとは、経済減速が待っているという事なんだ。

 

吐出した技術力があれば別なんだが、ほぼ盗用した技術でしかない自国で研究開発した技術では無いのだ。

 

ピークを過ぎたレバレッジ経済は大底まで数年はかかるだろう、其れまで強権で人民を押えることができるだろうか。

難しい、食料危機となれば暴動が起きる10億近い数の民を養うほどの国力が残っているのだろうか大いに疑問だ。