経済指標

米国から海外へ輸出した財・サービスの金額と、海外から輸入した財・サービスの金額の差額、米国の貿易赤字が常態化しているので指数の意味が薄いドルの行方を占う位だね。

 

******消費者信用残高は

リボルビング払い残高と、自動車や教育ローンなどそれ以外の非リボルビング払い残高で構成されている

 

少し長めのチャートは

米連邦準備制度理事会FRB)が発表する消費者信用残高は、月毎の消費者の負債の増減を測定する指標であるが、この指標はきわめて変動が激しく、数値の修正が多い。

時系列のデータは


アメリカ経済を様々に映し出す指標でもある。

8日のデータを抽出してデータの真偽を問わないで見れば、幾つかのシナリオを見つけられる。

サブプライムの方がカード限度額に達している

@幾つかのカード会社は与信を厳しくしている

@買い物そのものを控えている

@カードが使えないので現金での買い物

 

様々に予想は建てられますが、このデータは訂正が多く真偽はすぐには分からない。

 

******パウエル議長はワシントン経済クラブでのインタビュー

米インフレ対応に「かなりの時間」、好調な雇用統計受け=FRB議長 | ロイター

インタビューが始まると同時に相場が動いた、中身などどうでもよいという証拠だろう

 


株式相場は上がりたがっているのだ、材料の強弱など無関係ということだろう。

これらを解説している動画は此処がベストでしょうね。

youtu.be

 

参加している投資家群がどの様に考えたとしても、相場を動かすほどの力量はありません瞬間風速なら可能だということで、フラッシュトレードが最高潮に達しているようです。

アメリカでは個人投資家は一日だけのオプション取引(デイオプション)が取引の多くを占めています。

この様な相場の状態は相場が安定してない証拠であり、ボラティリティが急変すると予想が出来ます。

つまり、多くの投資家は相場の先行きが分からないので短期売買で勝敗を付ける方向に傾いているのでしょう。

「チャンスを待つ」という事が出来ない欧米の投資家はこの様な動きに出ます、考え方は様々です、管理人からしたらほっとく事です。

 

長きにわたる金融緩和は野放図な企業経営や国家運営に走ったのですから企業財務や国家財政が危機的状態にあると言っても過言では無いでしょう。

発表される企業決算や経済指標など鵜呑みには出来かねますね、嘘を信じて被害を受けても投資家の自己責任です。