多くの指標や株価でチャートが崩れました

その他、粉飾する企業も出て来た。

上場廃止となるグレイステンノロジーの株価は

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自己責任という事故で、株主責任を追及されて終了。

このような株価変動をテクニカル分析など不可能ですし、そもそもテクニカル分析に引っかかりません。

 

******マザーズ指数も同様でしょう

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週足のチャートです、下値抵抗線のトレンドラインを引いてあります。

週足ですからトレンドが強く出ているチャートで、トレンドが下向きですから買い場ではありません、トレンド転換待ちの突入準備をしていた事はUPしてあります。

 

しかし、突入中止となった経緯もUPしましたが、よりハッキリとチャートに現われたのでアップデートします。

 

下落トレンド中のパラボリックは週足の上下に現れています、パラボリック相場のトレンド転換点をみるテクニカル指標ですが傾きを特に注意をはらって見るのが大事です。

上値と下値の間をローソク足が行き来して、全体の傾きが下落しているのです、

ローソク足が下値に当たれば買いで上値に当たる直前で売りという戦略も良いでしょうが、下落トレンドで買いは資金を失うほうが多いです。

 

******パラボの傾きがトレンドの強さを表すからです。

MACDと合わせてトレンドが転換したのかを確認するのです。

 

******ファンダメンタルズでマザーズ指数の下落の説明は資料的に不足です

コロナ前の株価以上に売られている現状までは説明がつきません、ボラの大きな市場ですから個人が疲弊して耐え切れなくなったという需給悪化は分かりますがね。

 

マザーズテクニカル分析だけでは、ここまで売り込まれる予想など出来ませんね。

怪しそうだな位は分かりますが、管理人が買い突入しなかった理由は感が一番働いた結果です。

底がどの当たりかも全く手探り状態で、大きな資金でも入ってくれば分かりますが当面見当たりません。

日経平均のように買い支えなども有りませんから待ちの状態でした。

 

その感がそろそろかも(まだ不十分ですが)と言いだしたのでチャートを分析して見ました。

******日足です

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下値抵抗線下押しで日柄は13営業日経過しました。

パラボは日足の上でトレンドは下落中ですが、MACDは転換しそうだと言ってますし、ストキャスは転換したと言ってます。

パラボが日足の下に出現して、回復トレンドが急速だと示されるほどの上昇を見せれば

買い突入も有ります。

 

つまり、パラボが日足の下に出現して上昇の傾きが強ければ「強いトレンドで買い転換した」という事になります。

 

弱々しい買い転換では、突入は無理。

提灯を集めて相場が上昇して行くには、相場を主導して行く「柱」や「買い方の熱意」が必要でしょう。

 

この様にトレンドから逸脱したチャートが銘柄でも現れています、相場を主導している投資家の一部が脱出すると逸脱したチャートが現れます、その後しばらくしたら株価維持(PKO)の為の買いが入り急速に戻すこともあります。

 

大手投資家の離脱は相場の異変の初期で見られることが多いです、この時に相場が底だと性急な判断で損失の拡大に結び付くことが多い。

 

******今回の急落相場の判断はすぐには出ません

ポジショントークが炸裂している、先週末から目立つのがFRB総裁のコメントです

「利上げは3回で十分だ」、「3月のFOMCでは0.5%の利上げが必要になるかもしれない」真逆の意味合いです。

 

この様なコメントはFRBが市場の反応を探っているのですバーナンキ議長時代から見られるようになりました。

 

そろそろ、ポジショントークにどのような種類があるのか気が付く時でしょう。

全くのブラフの時もありも嘘も有るのです、市場の参加者は発言者のデータ(顔)を取っていてコメントに対しての真偽を計るのですが、貧民投資家にはそんな手段を持ち合わせていませんので、相場の流れからの判断になるでしょう。

 

という事で、今回のFRB総裁のコメントはFRBが3月のFOMCで市場の動揺を探っているのでしょう。

 

0.5%利上げしたら市場がどの位動揺するかということだね、3回で十分というコメントで相場が反応するかも見ている。

 

という事でFRBは利上げ回数やバランスシート縮小に関しての態度は直前まで市場と経済や指標を見続けているということなんでしょう。