予想どおり、議長会見がハト派でしたのでそれらによりアメリカ市場は上昇。
0.75%の利上げは、ほぼ無い。
0.5%を2回続けた後、0.25%に戻すかも。
QTは6月、7月、8月に毎月475億ドル圧縮し、9月から最大950億ドル圧縮すると表明した。
******この対応でインフレが収まるのかは別問題
FRBから見れば、これで対策が出来たという意味で議長会見をしたということだ。
市場の見方は
FRBは株式市場と引き換えにインフレを退治する姿勢では無い。
市場関係者が安心した所という事で相場は上昇したという結果になった。
管理人的には予想された軟弱なFRBの姿勢でした、QTも実際は6・7・8月と自然減が続き積極的に資産圧縮をするわけでは無いようだ。
300億ドルあたりが自然減と見ていたが、475億ドルが自然減ということが今回の会見で見えた数字でした。
******アメリカ市場の崩壊を期待していた方には
待ち続けるシナリオが必要です、軟弱なFRBが姿勢を変えるなど不可能だと考えていたので管理人的には予想通りでした。
これでインフレが鎮静化すればFRBの金融政策は大成功なんでしょうが、そもそもFRBの金融政策を後押ししている門外不出の「データ」と「分析結果」が間違っていた為にインフレとなったと解釈すれば。
FRBの対策もミスジャッジだと考えて市場クラッシュを待つ投資方法を変更するつもりは有りません。
******管理人の投資方法は
チャンスは向こうからヤッテ来る、という棚ボタ投資です。
積極的に売買を繰り返して利益を伸ばす方法は取りませんのでFRBや日銀がミスった後に美味しく頂く戦略です。
5月のFOMCには過去議長会見は有りませんでしたので、今回FRBはこれで市場もインフレも大丈夫という内容だったのです、それ故の会見内容だったはずです。
結果はこれから毎月出て来るCPIなどの経済指標がFRBの予想と差異が出たときに市場は再度震撼して暴落開始するという期待を持って待つという事に成ります。
既に何度もミスジャッジを繰り返しているFRBです、今回もミスジャッジだろうと解釈する方が正解だろう。
コイントスの結果やサイコロの目の結果を判断するに、同じ方向が続くと普通の人はそろそろ違う目が出ると解釈する。
しかし、統計的には同じ目が続く確率が高いという解釈にならなくては理に合わない。
FRBも何度もミスジャッジをしているのだから、今回もミスジャッジという結果だろうと判断した次第です。
という事は、インフレはまだ加速する可能性や引き続きインフレ状態が続くという結果だろう。
FRBが再度ミスを認めて市場が震撼するシナリオでなければ大きな利益が得られないのだ、市場がFOMCの結果から投資を進めた後に大きな崩落が有れば大きく利益を取れるタイミングが訪れよう。
******この投資方法は
相手のミスを待つという方法なのだから、失敗は無い。
市場と勝負して勝ち続けるのは至難の業です、市場で長生きするにはそれなりの投資尺度が必要となります。
普通では生き残れないのですね、投資方法を見つける前にほぼ資金を失って市場から居なくなるのです。
引き続き経済指標とニラメッコが続きます。