3σの出現確率は有ってはならないほど少ないのだから続いて出現すれば確率的には更に少なくなる。
******現実はレパレッジを掛けた投資家はかなり追いつめられている
更に追いつめて投げさせる戦略は日本独自の物のようだ、安値を買うしかなかった日本株だが、アメリカ株は高値を追っかけた方が成績は良い結果の自然な法則なんだろう。
柿が熟れるまで待っていたらカラスに喰われたようだ。
次の柿まで待つ事にしよう。
探求エミンチャンネルです
FRBパウエル議長が心変わりした背景を説明されてます。
******ウィリアム・ダドリー元ニューヨーク連備総裁
******インフレを急速に止める方法は
市場にショックを与えるのが手っ取り早い、相場に関わっている方なら知っている事実です。
昔からある方法なんですが、近ごろAIなる厄介者の出現で過剰反応の心配がありショック療法を使えてません。
FRBは市場と対話するという方法をバーナンキ議長時代から取り入れるようになった
前任者のグリーンスパン氏は難解な文法を使ってどちらともとれるような文節としていたのだ。
心変わりしたパウエル議長ですが、FRBの政策がミスジャツジとなっている為にインフレが加速してしまった。
インフレを許容しないドイツまで波及してしまったからには、ECBも金融緩和を続けるには難しい状態になったと言える。
******次に恐れるのは
オーバーキル(インフレを止める為にやり過ぎる)だろう、経済が減速してしまうということなんだ。
昨日のアメリカ国債の利回りです
FRBはパウエル議長の早期テーパリング終了のコメントはブラフかも、長期・超長期債券の利回りが低下しているのです。
早期にという事で、短期債のテーパリンクを急いでいるとなると長短金利差が縮みます
結果、銀行の業績が悪化して経済が減速し始めるのですね。
******アメリカ銀行指数のチャートです
すぐに指標に表れるあたりアメリカの投資家は良く見ているのだねぇ。
何処まで長短金利差が縮んだら、相場が反応するかは分かりません。
逆転したらショックとなりますが、その前に反応がでます。
銀行の利潤は金利が安い短期で資金を調達して、利潤が高い長期で貸し出すのが正規業務なのですから、長短金利差は銀行の命です。
銀行指数と長短金利差は日々チェックが必要です。
******パウエルFRB体制は小手先の金融政策が
市場から見切られているようだ。
アメリカの教育姿勢は日本とは全くことなる、そもそも経済の教科書が600Pもあり上下巻あるかから全部は1200Pとなる(上下巻全部使わなくてもよいようだ)
実務もあり投資の勉強もする、裾野が広いのだ。
当たり前に英語を話す、世界の政治経済情報は直に理解できる(グーグル翻訳なしで)
日銀総裁の会見とは違い、忖度無しで追及を受ける。
FRB議長の議会証言は「火炙りの刑」とも言われるほど、忖度無しで繰り広げられる
これぞ民主主義とも思ったが、議員が自分有利の時は全く異なるのだ。
「我田引水」の行きつく所だと、近ごろは理解している。
******アメリカは金融立国
言い過ぎかもしれないが、世界一のお金持ちな国には違いない。
その舵取りをしてきたFRBのミスジャッジはこれからどれほどに波及して行くのだろう。
もはや、アメリカFRBでも世界経済が震撼するのを止められないだろうと管理人は考えている。
しかし、未だにトリガーが何になるのか全く分からない。
当然、タイミングも見えてない肌身に吹く風に違和感を覚えているだけなんだ。
何も起こらないとは考えていない、過去味わった事が無いほどの恐怖を感じている