ブレイナード氏は副議長に、バイデン大統領は思い切った人事は出来ないということでしょう。
******この人事が指標に表れたのは為替です
ドルインデックスが上昇です。
数日経過しないと市場がどう見たのかは、分かりません。
このドル高は新興国にとってはドル建て債務の返済が負担になるだけです。
新興国では利上げしなければ自国通貨は暴落してハイパーインフレとなり、利上げすれば経済は減速します。
ジワジワと世界経済を蝕みます、FRBは近視眼的対応で金融政策を間違ったのでしょう。
アメリカ一国で世界を容作れるわけでは無いのですから、FRBはドルという基軸通貨を操る中央銀行という事を忘れたようだ。
******自国の貧民の生活を無視してお金持ちを助ける為の
金融政策を始めたのですから、他国の経済などは「知ったことか」ということでしょう
******クイック・マネー・ワールドの記事を参考にすると
記事の抜粋は
「カリフォルニア州中東部のモノ郡でガロンあたり6ドル近くに上昇したと報じた」
リッター約180円になる計算だ。20年前に産油大国の米国ではじめてガソリンを入れたときはリッター50円以下だった。
株式市場で吸収できる額ではない、債券市場全てにいきわたっている。
アメリカ国債で吸収できるはずも無く、利回りが良い中国社債市場に多く流れているのは間違いないところなのだ。
その中国社債市場で資金が溶け始めている、資金の出し手はそれらの社債を担保として再投資もしているのだから、担保増しも求められるだろう。
世界的規模で資金の流動性に問題が起き始めているのだ、収束させる方法も無いのだろう少し前にUPしたドイツのDMSAの追加の情報は見当たりませんし、CDSの引き受け手の情報もありません。
皆が皆、情報隠蔽をしているような状態で「不気味」です。
12月になればクリスマス休暇が始まるので、何時もの年なら危なそうなポートフォリオは切るのですが、それも出来ないのでしょうねぇ。
せめてFRBにはクリスマスが終わるまで大人しくしていて欲しいと願っているのでしょう。
******世界でどれほどの資金が
どれほどレパレッジを掛けて、何処へ投資しているかなんて現在の金融市場では分かるはずも無い。
市場が不安にさいなまれたら、世界の流動性は止まる。
それがリーマンショックの始まりだったのです。
今、危機は何処にあるのかというとクリスマス休暇がもう目の前にあるのです。
期間投資家の多くは無事にクリスマス休暇に入れるかどうか、神に祈っている。
******デフレの危機
インフレの先にデフレが有る!
インフレの急伸は日本では間違いなくデフレに直結します、アメリカでもインフレのレベルにもよりますが先のガソリン価格では人々は生活を切り詰めるでしょう。
結果、デフレとなります。
その意味でもインフレは早めに止めなければならなかった、、、FRBのミスリードの結果が次のデフレに繋がる可能性はそうゆう事なんです。
FRBや日銀の高官は庶民性が無い、それがミスリードにつながるのです。