米生産者物価指数(PPI)
米MBA住宅ローン申請指数は16%と上昇が著しい。
当然、生産者物価指数も上昇することになる、前日のCPIの上昇と合わせて見ても
住宅需要は住宅価格が高騰していても需要は強く、一部に見られている価格高騰からの需要減退を打ち消して余りある状態と見受けられる。
この流れは急には止まらないね。
CPIが5月と6月と上昇しても、FRBの一過性のコメントにより債券市場は素直にFRBを信頼してアメリカの金利は低下方向となっている。
これで7月のCPIも上昇しても、FRBへの信頼は続くのだろうか。
8月も同様にCPIが上昇しても、更に信頼を続けるのだろうか、疑問はすぐに解決するだろう暫くの間様子見しているだけなんだ。
******FRBは頑なにインフレは一過性だとコメントを変えてない
一過性のコメントを変更したら「どうなるだろうか」、それがコメントを変えない理由だろう。
インフレが進行しているとコメントしたなら、インフレ進行はアメリカ経済の隅々まで
及び利上げしなくてはならない状態となる。
其れこそがFRBが嫌うところなんだろう、そして行きつくところは「バブル破裂」まで進んでいく。
過去のアメリカのバブル破裂と経済減速に対処する金融政策はバブルになるのを恐れずに利下げして行ったことでした。
そして、バブルが発生して再度バブル破裂しても次の金融政策も前回同様にバブルを恐れずに利下げしていく事でした。
アメリカの金利(長短合わせて)は既に限界まで低下しました、ここから下はマイナス金利となってしまう。
マイナス金利とYCCを金融政策に取り入れれば日本同様に国債のマーケットは崩壊してしまいます。
日本国債のマーケットは開かれたマーケットでは無かったので特段問題になりませんが
アメリカ国債のマーケットは世界で唯一と言っても過言でない格付けAAAの安全安心の資金運用方法です。
アメリカ株式市場でAAAの社債を発行できるのはJJ(ジョンソン&ジョンソン)位しかありません、世界でAAAが無くなった。
世界に大量に供給しているドルがアメリカに還流する方法を潰してしまうと世界のお金が滞留してしまいます、絶対にマイナス金利をアメリカが導入出来ない理由がこれです
現在のアメリカのバブルが破裂したら、FRBは次の手段が無い。
次にバブル作る方法がないのです「今回のバフル崩壊は世界が震撼する」とあちこちで語られているのはこの理由になります。
FRBはコロナウイルスにアメリカが勝つまではバブル崩壊させてはならじと必死にコメントを維持しているのでしょう。
地区連銀報告書(ベージュブック)はアメリカ経済は回復ペースは加速したとある、
材料不足、労働力不足が出荷遅延や多くの消費財の在庫水準低下となりサプライサイドへの障害がさらに広がったとある。
******中国地方公務員の収入か減っている動画