日銀短観は違和感を感じています、大企業様はこのように見ているのだということだね
政府のシナリオとほぼ同じで「コロナ」からの脱失が前提にしている。
アメリカ株が調整の雰囲気にはいっているのに日本株の下落が少ないのは官民挙げてのシナリオだということでしょう。
カラで売ると危険です。
******相場的には面白くもない
何処かでサドンデスを期待している管理人なので、アメリカ相場の方へ傾斜を検討しています。
そのアメリカ相場ですが、スキューとVIXの相関が減った
VIX指数はもっと上昇しても良いはずだけど、くすぶっている。
スキューが170~130までの下落ならVIXはもっと上昇して正解なはずです、市場はインフレがここで小休止と見ているのかも。
もしくは市場が危険はこれからだと気が付いてVIXが上昇していくのか。
******株式市場は金利の関数で上昇してきました
アメリカの高株価は低金利と金融緩和が頼りです、FRBは株と債券を買う予算を市場に与え続け、買うだけの理論(低金利を続ける)を与えて、市場はFRBのお墨付きを得たので躊躇なく買い続けてきました。
アメリカ市場はバブル崩壊と共に、FRBの金融緩和を得て高株価を演出し(人為的)
急成長を続けてきました。
2000年のドットコムバブルからのFRBの姿勢ですから市場参加者が無秩序だと非難されては意趣がちがう。
FRB議長のパウエル氏はインフレが来年半ばまで続く予想をコメントしたが、一過性だとの今までの意見は覆さなかった。
エリザベス・ウォーレン上院議員が危険視している理由がここらだろう。
黒田日銀総裁は2%のインフレ目標を変えずに緩和資金を流し続けています。
日米の中央銀行TOPともに姿勢を変えるつもりは無いようです、高株価が維持出来なくなるには
@アメリカのインフレが更に上昇し、利上げが不可避となる
簡単なことです「株価が金利の関数」で低金利=高株価の数式が崩れることです。
現在のインフレはアメリカだけではない、ドイツも中国も多大なる影響を受けている。
数ケ月でインフレが止まるとは思えない。
******ネットで物議を醸しているのは
お金の量を増やした=お金の価値が下落した=インフレになった
これを真っ向から否定しているのがエコノミストの方です、経済にはお金の量の増減には極めて大きなキャパがあるので、これくらいの資金量でインフレに直接的に結びつかなという反論ですね。
上式は簡単すぎて経済理論には向かないかもしれない(難しくしないと学者の意義が無い)、しかし簡単な式ほど美しいのです。
理路整然しています、何故ダメなのか頭固いのね。
結論はキャパを超えた、ということでよろしいんじゃないでしょうか。
市場に供給した資金は「レパレッジ」を加えられて運用されているのだから、エコノミストが考えるキャパを超えているのでしょう。
レパレッジがエコノミストが考えている以上に加えられているかもでしょう、誰もレパレッジの係数は分からんのですから(5倍、イヤイヤ50倍かもしれない)
経済学は後付けです、確立された学問ではない。
まだ発展段階で、そもそもデータが無いところを推察で考察しているのだから後から結果が付いて来るのです。
******そうゆうことで
インフレがこの先どうなるかで、株式市場や債券市場の行方が決まります。
昨日UPしたインフレは制御が簡単だという「ブードー理論」は多分利上げすればインフレは収まる事例を取り上げただけでしょう。
今回、利上げでインフレを押えたらハブルは崩壊危機が来ます。
とても、制御が簡単だとは思えないのですが。