U-3失業率の低下と労働参加率61.8%、更に非農業部門雇用者数21万人というデータ
を前月との整合性を取るのは大変難しい。
急ぎ、データをどう扱うかは「短絡的にではFRBはテーパリング加速だろう」というのが3日の市場のコンセンサスだったようだ。
NASDAQの下げが目立っている。
テーパリング加速で金融緩和早期終了、次は利上げというシナリオを織り込んでいくとしたら、NASDAQ市場は更に下落するという事になる。
******アメリカ相場をお金の動きだけで見ると
株が売られたので、債券が買われた。
整合性は取れている、しかしFRBのテーパリング加速を織り込んでいるとは思えない動きなんだ。
まだ、市場は過剰流動性が残ってる動きとしか見えない。
NASDAQの下落率1.92%は大きな数字ではあるが、ショックほどではない。
ラッセル2000(小型株指数)の下げが一番大きい(相場は小型株が最後に上昇し、下落は小型株から)
アノマリー通りで、秩序だっている。
まだ、アメリカ株の投資家は楽観的に見ているのだろう(FRBは性急には動かない)
10日のアメリカ消費者物価指数を見るまでは判断は出来ない、しかし判断できるようなCPIとなるかは難しいだろう。
******2021年はもうすぐ終わる
最後っ屁のような変異株も出現しウイズコロナというシナリオも脆くも崩れ去った。
経済の再開を急ぐという目的から無理やり作ったようなシナリオではある。
人間の奢り高ぶりのようなシナリオだと感じていたが、アングロサクソン系人種は世界を牛耳っている高慢な輩なのだ。
コロナ感染者数の増加が物語っている、多分マスクなど簡単に通過する空気感染するコロナウイルスが今度の変異株なのだろう。
マスクを嫌う人種の感染者数の増加がこれから見られるだろう、注目は英国と見ている
過去何度もUPしているが彼らは主張を変えない、一時言い出したら梃子をかけても変えない!
柔軟性という英語は無いんだろう、結果今回の変異株は急速に広がりを見せるだろう。
経済がどう反応するかまでは分からないが、相場が下落したからと言って性急な買いはちょいと、待った方がよい。
クリスマス休暇は始まるし、日本株のウエイトは落とされと思う。
******アメリカのビックテック(巨大IT企業)
株価は大きく下落している、メタ・プラットフォーム(FB)
ツイッターの株価
これら企業は無配です、投資家は株価上昇で利益となる。
無配企業は低金利が企業の成長エンジンです(日本では無理)企業は成長の為に投資行動をします、それらの資金をほぼゼロ金利で調達できるので成果から金利が引かれない
世界には資金がジャブジャブでしかも無金利で借りられるとなれば成長企業にとっては棚ボタ状態でしょう。
FRBが2022年には利上げを行うとなれば、株は売られる。
しかし、変異株が各国中央銀行の金融政策の維持を続けるかもしれないがそれはインフレ次第ということになる。
市場はそれらをVIX指数として表している、コロナショック以後FRBの金融政策によってリスクを回避していた市場がリスクを意識し始めたチャートとなっている
VIX指数はある程度の値である程度の期間、高い値を維持するのではないだろうか
管理人は仕込んでいたVIXを早売りしてしまったようだ。