日本・経済指標

鉱工業生産の速報値が出たところで先物が100円ほど下落が縮んだが、AIが数字の増減だけで判断しているだけのこと。

この指標はブレるのだ。

チャート的にはコロナショックからの立ち直りの最中だろうと察している。

世界経済の変調が現われるにはタイムラグが有りそうだ。

 

******小売販売額・百貨店スーパー販売額

上下に並べると傾向は見える、コロナの巣籠から解放されお外へ遊山に出かけると様々な消費が表れてくるのだろう、それらが指数となって表れた結果だろう。

 

******雇用統計

労働力調査は全般良い結果が続いている、ゼロゼロ融資と海外からの旅行者増加が貢献して対面型サービスを中心に新規求人数の増加が続いているのが労働力調査の良い結果となっている。

 

ここからゼロゼロ融資の返済が始まり、廃業店舗が一時的に増加するだろうがそれが労働力へどの様に表れてくるかだろう。

第三次産業は経済の根幹で就業者数も最大です、アルバイトなど短期労働者の需要を満たせるのも第三次産業以外には有りません。

 

雇用別データ(正規・不正規)や産業別祝儀用者数の推移などは労働統計ホームページから

統計局ホームページ/労働力調査(基本集計) 2022年(令和4年)11月分結果

 

******テスラが急落した


マスク氏は「もう売らない」とコメントしたのだが、報道は賑わっている

輝き失うテスラ株、18年以来最長の下落局面-需要減速懸念に拍車 - Bloomberg

 

どの様な記事もほぼ正解なのだろうが、需給で追いつめられた結果であろう。

アメリカの個人投資家はオプションでの投資が多いのが普通です、買い(プット)で突っ込めば売るしか方法はありません。

 

テスラ中国は上海工場の生産台数の増産体制を敷いた、これにより10万台/月となり11月の納車数は10万291台と発表している。

最新の報道は上海工場の生産の一時停止したと報道している、

テスラ、上海工場での生産を一時停止 理由は不明(36Kr Japan) - Yahoo!ニュース

これら一連の流れでテスラは売り込まれ、買い方は投げるしか方法が無かったのだろう

需給が改善された後のテスラ株価の動向で中国の景気が見えて来るだろう。

 

EV車の普及は電気エネルギーのインフラと共に増加して行く必要が有ると予てから警告されています。

電気代が世界的に急騰する限り、現段階ではEV車に未来は有りません。

時代に即したEV車のはずだったが環境の変化は常について回ります、再度EVに日の目が当たるまで辛抱だろう。

 

電気は保存方法が難しいエネルギーです、発電量=使用量の式がベストです。

人類はこの式を自由自在に動かそうと努力を続けてきました、充電効率的には問題解決には程遠い。

しかし、世界はこれを無視しています。

つまり、充電効率が悪く電力損失が大きいのでエネルギー効率は悪い!!!

これを一般的に知らしめたらEV車の発展は遅くなるが「見切り発車」した結果が様々な悪影響をもたらしている。

再生可能エネルギーとか称して「風力」発電の強化をしたのがイギリスでしたが、2022年は風が吹かなかったので結果発電不足におちいりました。

風力や太陽光発電をエネルギー需要の中に織り込むには、同量に近い発電設備(常時発電可能設備)も並列して設置する必要が有るのだが、ほぼ無視されている。

これを実行したら設備費が膨大となりますしね。

イギリスはロシア産の化石燃料の影響が欧州では低いのですが、誤算続きで電気代高騰となってます。

 

理想は素晴らしいが、技術が付いて行かないのが実情です。

結果、CO2排出量削減の御旗を掲げたが、古い発電設備(石炭発電)の再稼働に追い込まれてCO2排出量が増加している結果となった。