株価で見るアメリカ経済

アメリカはデカイ(全米で51州)50番目がアラスカ州で51番目がハワイ州です

どの州が小売売上高一位なのだろうか?

その州の小売りは世界各国と比較するとどの国とタメなのか、サイトが有ります

全米50州を世界各国のGDPに割り当てた地図、最新版 | My Big Apple NY | My Big Apple NY

TOP5は

1位 カリフォルニア州 $2兆ドル
→ イタリア $2兆ドル GDPランキング 9位

2位 テキサス州 1兆3980億ドル
→オーストラリア 1兆5600億ドル GDPランキング  12位

3位 ニューヨーク 1兆2100億ドル
→ メキシコ 1兆1800億ドル GDPランキング 14位

4位 フロリダ州 7770億ドル
→ オランダ 7700億ドル GDPランキング 18位

5位 イリノイ州 6950億ドル
サウジアラビア 7110億ドル GDPランキング  19位

以下10位までは

6位 ペンシルベニア州 6010億ドル
→ スイス 6310億ドル GDPランキング  20位

7位 オハイオ州 5090億ドル
スウェーデン 5240億ドル GDPランキング 22位

8位 ニュージャージー州 5080億ドル
ノルウェー 5000億ドル GDPランキング 23位

9位 ノースカロライナ州 4560億ドル
→ ベルギー 4830億ドル GDPランキング  25位

10位 ヴァージニア州 4460億ドル
→ アルゼンチン 4770億ドル GDPランキング  26位

 

一位のカルフォルニア、二位のテキサスは州がデカイ。

やはり州の番号の1~9までが、全米での経済が活況の所だろう。

そこへ商品を届ける鉄道会社の株価は今現在のアメリカ経済の鏡です、という事で

この所の株価堅調は感謝祭から始まりクリスマスまでの商戦の影響を受けている。
前年2021年の株価を超えられなかったのは経済が2021年ほどでは無いという事だろう

2023年となり冬季商戦が終わり、普通の月となった後のCSXの株価を見たい!

 

ビックテック「GAFAM」+「テスラ」の株価の推移は

 

 

ほぼ全滅、時代のイノベーションビジネスに新しい価値を生み出す変革」企業としては既に時代遅れとなった為です。

金利に後押しされて企業発足当時は収益も無い状態からの大発展はアメリカンドリームでした。

 

少しだけ振りかえると「アップル」のスマホは全世界へと浸透し最大の売り上げを誇った中国は既に衰退しています。

アップルのビジネス戦略はハードの売り上げからソフトの売り上げへシフトしたので、まだ堅調な株価を維持しているのです。

 

しかし、さらなるイノベーションを期待しても環境整備はアップルが行うのではありません(6G+更なる高速処理+バッテリー容量)

この限界を突破できるまでアップルは収益維持を続けなくてはならないのです。

 

つまり、一つの時代の終わりが見えているのです。

 

******次の時代を担うテクノロジー

問われたら、その前にエネルギーはどうするの?

問い返したいです、予てから指摘してきた新エネルギーへの変革は出来てません。

方向が間違っていると書き続けている。

 

太陽光発電は今の発電形式の代替にはなりません、つまり発電してないタイミングの為に同容量の発電設備が必要になります。

もう一つの方法は「揚水発電」と組み合わせて、太陽光で発電している時に下のダムの貯水を上のダムに送水して、発電する事でしょう。

そんな環境を持つ国は日本くらいです(水資源豊富で高低差のある国土)

 

風力発電も同様で、代替エネルギーにはならない欠点を克服してまで使用できる環境整備技術が確立されていません。

案は沢山あります、例えば家庭用貯湯がベストでしょう(発電容量や電圧が不安定でもお湯を沸かすには問題ありません)

発電してない時は夜間電力などの安い電気を使用できますしね。

 

現在は太陽光や風力などの発電をどの様に組み込むかの所にいるがそれは立地条件や位置的の問題をクリヤ出来ている国土に限ります。

 

何処でも、無条件で発電できるのではありません、それを無理やりに推し進めた結果が欧州のエネルギー不足となっているのです、2021年~2022年にかけて風が吹かなかった

それで熱波に繋がります、風が吹けば涼しい欧州ですが風が吹かなければ北アフリカの熱波が到来しますし、風力発電できません。

 

この様な不安定な発電機器に頼ると決定した政治家の怠慢が今の電力不足へと繋がってます、早くから指摘されていた事案でしたが無理やりに推し進めた結果が今です。

国民は電気代高騰となり生活苦となっていますが、急には発電設備の再稼働や再設置は不可能です、この状態はしばらく続きます。

 

欧州の物価高騰を鎮静化する即効性のある解決方法はロシアから格安の化石燃料を輸入するしかありません。

「背に腹は代えられない」事態へと変わるまでは無理でしょう、そのタイミングは肥料供給が途絶えて食糧危機まで続きますね。

 

******脱線しました

アメリカの経済的大発展は「低金利」と「イノベーション企業」で間違いありません、経済大発展のビジネスモデルでした(過去形)

次のイノベーションまでの空白期間に発展した経済は揺り戻しをします、それが今です

株価はどれ程戻るか、過去例からは「元の木阿弥」まで戻るのが常でしたから、コロナ前の株価が当面の目標です。

 

そのくらいの予想は何処でもしていることです、更に下落するかは「ドル」が全てを決定します、基軸通貨の地位が揺らげば「大暴落」しますが、兆しは有りません。

 

ドル円の予想で最安値を主張している若林英四氏は65円/ドル(2025年)ですから

アメリカ株は大暴落という事になります。

 

結果的にドルがアメリカ株の命運を握るのですから、世界の株価は同様になります。

先々の急変(為替、株価)でも市場から退場しないようなポートフォリオにする必要があります。

 

その方法は全て現物株にしておく(急変まで)のがベストでしょう。