アメリカ景気先行指数
18日のダウ指数は安値33.844ドルから155ドル切り返して33.999ドルで終了しました。
景気先行指数を普通に見て、プラスで終了するのは変だとしてもお金の力には逆らえません。
世界の資金がアメリカへ一方通行状態ということでしょう、ドルが先高を見込まれている現在(アメリカは利上げ途中)アメリカへの資金流入が止まる理由が無い。
世界のお金持ちが運用しているお金は「アメリカで鐘の音(金の音)」が鳴っている限りは我先にとアメリカへ流れていくのだろう。
次に金融危機の足音が聞こえるまでだが、未だ聞こえてはこない。
******今までの暴落シナリオは
ほぼ休止状態です、世界の温存されていた投資資金は再度動き始めている。
2050年に達成目標であるカーボンニュートラルは達成不可能となりそうなんだが、それらについて代替案も無いままに資金だけが動き始めたようだ。
有り余る資金は「右往左往」している、資金が行く先で相場が堅調になる。
溶けて消える資金も有れば、インフレで見かけ増加する資金も有る。
先進国が供給した資金量が膨大なのが原因で、最終的にはインフレが大きく関わる事になるのは間違いない。
インフレも始まったばかりなはずなんだが、我田引水の投資家はインフレはピークを越えた(化石燃料価格が収まる)と喜んでいる。
インフレが自然淘汰されるのか、FRBにより強制終了されるのか、急変してデフレとなるのか、インフレは持続するのか?
まだ、誰にも分からないのだが声がデカイ(ビックマウス)奴が甘く囁くと、市場は都合よく解釈するのは致し方ないだろう。
相場が上昇する時は「都合の良いニュース」が流れて、相場が下落する時は「不都合なニュース」が流れる事になる。
近頃は、これらによる相場操縦がうまく機能しているように感じている。
という事は、しばらくは我慢の日々が続くという事なんだろう。