アメリカ経済指標

チャートで見ると傾向が見えて来る、明らかにダウントレンドだろう

 

多くのアナリストはISM製造業景気指数を回復基調だと「大嘘」を述べている

ポシジョントークなんだろうが、アメリカドルの強さからして輸出は期待出来まい

更に、過去を振り返ると「円安」となればアメリカから「横槍」が飛んできた事を思い出して欲しい、「ドル高円安」はアメリカ製造業に不利なんだ!

今回はドル高是正よりもインフレをターゲットにしているので、円安はインフレ退治には好都合という事です。

アメリカ側は「ドル高円安」の是正を迫ることは無いだろう、アメリカ製造業にとっては不利となるのだ、チャートはそれらを物語っているという事だろう。

 

******日頃は重視していないアメリカ建設支出は

米商務省が、米国国内で毎月着工された建設費用を集計したもの。住宅建設、商業施設建設、公表施設建設の区分に分けて集計される。

建設支出そのものがGDPに占める割合が比較的高いことに加え、住宅建設であればそれに伴う家電・家具などの耐久消費財支出、商業施設建設であれば設備投資等への波及効果も期待されることから、今後の景気動向を探るためにも注目される。

計測期間の翌々月初旬に発表される。市場では速報性の高い指標がより注目される傾向があるため、相場への影響度はGDPなどに占める重要度の割には低い。また、大型の受注・発注による月ごとのブレが比較的大きいことも、市場の注目度を抑えている。

チャートにしても読みにくい、全体のパイが大きいのでこの指数の変化が顕著となると経済は大きく変化します。4月位の変動では全く分かりません。

 

******カナダ金利

カナダやメキシコなどアメリカと国境を接している国にとってFRBの金融政策は最重要課題です、アメリカの政策金利が上昇して自国の政策金利が其れより先んじて上昇させないと自国通貨(カナダドル)は売込まれます、過去一日利上げが遅れただけて自国通貨暴落の憂き目にあったメキシコです(テキーラショック)過去ブログでUPしてます

世界経済が保っていられるのは金融緩和の一言で片付きます - okoze2019の日記

世界の金利動向はFRBの匙加減で決まるのです。

 

******後先となったがMBA住宅ローン申請件数

米抵当銀行協会(The Mortgage Bankers Association)が毎週水曜日に発表する個人の住宅ローン申請件数を指数化した指標。1990年3月16日を100として基準としている。固定金利・変動金利・新規購入・ローンの借り換えなど、各種別の調査を行い、全体の数字を出している。

あくまで申請ベースの数字であり、一人が複数件のローンを申請した場合すべて計算に含まれるなどの注意点がある。

住宅販売件数などの先行指標として捉えられている

 

週足のデータでして、チャート的には変化が大きく表れやすいのできおつける必要がある。

アメリカの新築住宅数は長い統計でみる必要がある、長期チャートを見ると

https://jp.tradingeconomics.com/united-states/housing-starts

アメリカ経済の流れと一緒だと理解出来る、浮き沈みはアメリカ経済そのものなんだ!

ビークの後に襲って来る経済の減速は株式市場にとって株価棄損となる事実を忘れてはいけないということだ。

このチャートが売り上げ高に変われば、インフレなども分かるのだろうが集計したデータは無い。

特に他の先進国との顕著な差は「人口増」という結論に達します

一定した人口増はアメリカ経済に「人口増のボーナス」を与えます

アメリカでは一定水準の住宅供給が必要となるのですが、個人住宅建設は経済に大きく作用されるのです。

という事で、週間のデータは役に立ちません(これを集計する必要はある)