これからアメリカやEUの景気はどうなるのか

アメリカは「インフレ」+「デフレ」+「景気後退」が同時に襲って来る

 

ドイツは中国の景気後退の影響をもろにくらって、EU圏全的が景気後退の恐れ

 

*******世界経済の予想されるシナリオは幾つか生まれているのだが

世界の為替動向が激変している

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英国ポンドが大幅に下落

ユーロも下落

ドルは上昇

円はも上昇

日本時間2021/07/08から大きく変化した、その時のチャートは

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赤縦線が8日です

 

******中国経済

中国政府の発表は全て嘘、GDP成長率などとんでもない

2020年の世界的ロックダウンでも中国国家統計局の発表では2.3%成長している

貿易相手国が流通(貿易)を止めているのに、なぜに成長できるのか不思議だとは思わないのか、その嘘を平気で報道している日本のメディアはアホちゃうか。

世界経済が劇的に減速しているのに「中国は凄いぞサギ」ということなんだろう。

 

中国が抱えているブラックスワンの恒大グループの破綻危機は、恒大グループの発表では13兆円となっている(33兆円ともいわれてるが)

このグループに貸し込んでいる多々の会社はどの位の数になるのか全く分からない。

しかし中国に活路を求めたドイツは命運を共にすることになるだろう、早くから中国経済の不調を察して対策を取っていなかったツケはEU全体の危機となる。

イタリアも同様で中国に傾斜した国はEU域内では多くある中国凄いぞサギに騙された結果がどうなるのか、見たいと思っている。

 

情報を精査せずに流している新聞もしかりで、発行部数が激減しているのだSNSに喰われて倒産する時代もすぐそこまで来ている。

中身の無い新聞に意味はない、タウン誌で十分だろう。

 

蛇足だが、書籍も発効までに時間がかかりすぎて激減したがデジタル出版で盛り返してきている。

時代は「ナウNow」を必要としているのだろう、難しく表現すると即応性が足りてないということだ。

 

これらは「激変する社会」です。

 

******脱線しすぎた

「デフレ」と「インフレ」と「景気後退」が同時に襲って来る、と、書いたが「景気後退」と「インフレ」と書き換えたいが両方とも正確には表現できてない。

 

資材、資源のインフレはまだ四半期は続く、デフレはドルが大量に供給されているのにドル高方向に変化しているのはデフレだろう。

 

資材のCRB商品指数はインフレを示している

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金価格は、デフレを示している仮にインフレとなれば暴騰するのだ。

ドル高=金価格低下という式である

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アメリカ国債2年物と10年物の金利差はアメリカの景気を占う材料です

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利回り差が急速に萎んで、直近拡大してます。

債券の投資家でも先行きが見えてないんでしょう、米景気は拡大するのか減少するのか

まだ決めかねている。

債券は少し難しいので、このサイトで学ぶと基礎がわかります。

stock-marketdata.com

 

少し前にUPしてます「若林英四氏」はデフレ予想派です。

http://www.trade-trade.jp/blog/wakabayashi/

 

エミン・ユズマル氏もアメリカ先行きデフレ派です。

www.youtube.com

この動画とても面白いです。

 

アメリカ経済先行きは早ければ9月頃、遅くとも11~12月には見通しが立ちます。

 

日本は9月の選挙で自民党大敗となれば政局激変で株式市場暴落もあり、カツカツで自民党勝利となれば大規模補正予算(10から30兆円)で景気下支えとなれば日本株は復活します。

今まで大規模な補正予算を出さない(出したくない)麻生太郎大臣も自民党の公約で選挙勝ち取るとなれば出さないわけにはいかんでしょう。

 

オリンピックの成功いかんですが、菅総理が国民から見放されている現状は大きな要素です。

この現状打破の大規模補正予算公約は野党では出来ませんから、舌戦となると見てます

今から予想して外れると、恥ずかしいですが何らかの選対が自民党からあるでしょう、

 

******新型コロナワクチンの出現とFRBの資金供給で

世界経済のバラ色の復活を織り込んで来た株式市場もシナリオの変化を微妙な感じているのでしょう。

順調だったアメリカ株のチャートもノコギリの歯のようになってます、本来市場には強気と弱気が混在して、チャートはノコギリ歯のようになるのが普通ですが、一本調子で上昇してきているとブラックスワンの出現で暴落しやすいのです。

 

アメリカ国債の短期2年や3ケ月の利回りの上昇は短期不安を織り込んだ結果ということです。

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アメリカ国債の短期、長期、長長期債の見方は10年や30年もコロナショックは続いていないだろう、

超短期の3ケ月や短期2年はまだコロナショックの不安が残っている。

こんな見方です、ですから2021/06/14の2年国債利回りの急上昇は「デルタ株ショック」と言ってよいでしょう。

このデルタ株の影響を債券市場では織り込んで利回り急騰という結果です。

 

同時期にスキュー指数も上昇してます

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******終わりに

日経平均ドル換算チャートはここです、エミン氏は他社のチャートですから言いにくい

http://www.miller.co.jp/chart.cgi