米の金利上昇の犯人(悪い意味ではない)が判明したようだ。
この記事によると「blue wave sparked a wave of hedge fund selling」とある
グーグル先生はこんな翻訳をしてくれた
「青い波がヘッジファンドの売りの波を引き起こした」
とある。青い波とは民主党のことです。
******米財務省は
日本時間16日金曜日早朝の5時に対米証券投資2月分を発表した。
この対米証券投資の中身が上記のヘッジファンドの米国債売りなのだ。
買っているのはFRBです。
日銀は株を買い、FRBは債券を買う。
対米証券投資が急減速している、これの分析は数ケ月先だろう。
おおよそは、皆が考えている通りの売り逃げだろうFRBが何も言わずに買い続けているのは債券ショックが起きない(小さくする)ようにするためなんだ。
どの報道を見ても「債券ショック」の事などは書いてない、しかし世界に散らばっている債券は天文学的数字となり一度ショックとなれば取り返しはつかない状態となる。
FRBは「売りたい奴は売れ、俺が全部買う」というメッセージを流し続けている。
債券は売れば金利は上昇します、何度もUPしている「債券価格+金利=債券額面」
ですから、債券額面は決まっているので債券を売るには現在付いている債券価格より安くしますので、安くなった分は金利からの収益ということになります。
ということで、金利は高くなるわけですね。
記事の仲間チャートは
Cayman Island US Treasury Bond holding change on 1/31/21
とあります、データは少し古いです(集計から発表まで時間がかかる)がタイミングよく
金利上昇のキッカケの売り手がわかりました。
ケイマン諸島に本拠を構えているヘッジファンドが売っていたのです。
チャートを見ると債券下落で買い、上昇で売りを繰り返してポジションの変化は少なかったのですが、2020年から売り越しで、最安値では買いが少々でしたが、債券価格上昇から売り手に変わっています。
******日本の財務省が4月15日に発表した
3月末から買い長となっています。
日経平均が崩れない訳はここだね。