中国企業債券のデフォルトは日本メディアのニュースになりません

テレビなどのメディアでは全く報道は無いようだ、検索にも引っかからない。

唯一引っかかったのは日経ビジネスだが、

「中国で、民間企業の債務不履行が拡大している。これまで膨張の一途をたどっていた信用が収縮に転換したからだ。企業は、豊富な資金を元に事業を急拡大させてきた。これが裏目に出ている。投資家は不安を強める。他方、これは中国政府の自信の表れとの見方もある。」

デフォルトを擁護している記事だった!

 

******金が無いから助けられない以外になにがあるというの

2018年以前は中国人民銀行が救済していたのは周知のことです

 

------さてさてメディアへ不満をいっても相手にされないので

まともに報道してるのはロイターとブルムバーグくらいですよ

www.sankeibiz.jp中身は読まなくても表題のまま。

----この報道を受けて中国のデフォルトは低水準だと

jp.reuters.com中身は読むほどの内容は無し

アホ丸出しのコメントを出した、これらのデフォルトが低水準なら先行きもっと増加すると言ってるに等しい。

それとも、権力がある機関のコメントだぞ!

まぁ、取り合わないようにしよう。

 

******管理人は中国投資は興味ないが

中国経済の大きさは認識している、GDPに下駄を履かせていてもある程度は大きい。

そのGDPは借金+米への上場+不動産バブル+世界の工場で築き上げたGDPなのは理解できるところなんだ。

今は世界の工場のサプライチェーンは崩壊を始めて工場は閉鎖され労働者は行き場を失っている。

既にyutubeの動画の通り。

 

そして借金(国債社債、融資)の社債が連鎖的にデフォルトを始めた。

中国人民銀行は通貨の発行業務に支障をきたすほど人民元を印刷したほか、通貨発行業務を続けたのだが限度はある。

ついに見放す時が到来したようだ、

jp.reuters.comこの記事の中にある華晨汽車集団は中国でベンツを作っている会社なんだ。

超高級車はトヨタ以外は売れていないという情報もある。

 

国有石炭会社、永城煤電控股集団は10月10日にムーディーズからAAAの格付けの付与を受けたのだが、1ケ月後の11月10日に債券がデフォルトした。

永城煤電控股集団が発行した超短期社債「20永煤SCP003」(償還期間270日)が償還期限を迎えたが支払い不能に陥り、額面の10億元(約159億円)がデフォルトした

このデフォルトを受けて格付けはAAAからBBに格下げされた。

この超短期債券については調査が入っている。

 

******既に底をついている中国中央政府のサイフは

国債シンジケートによるユーロ建ての国債発行をしようとしている。

当然ドル建ては無理なんでユーロというわけだ。

何時ものように、引き受け先は手数料を引いたあとのカスを

CLO(ローン担保証券)として小分けして販売するのだろう。

中国国債の利回りは債券のデフォルトで急上昇しているので魅力的に見えている。

このニュースは日本でも報道されていて、こんなコメントが付いている

******中国はコロナ危機から順調に回復しているため、他よりもさらに条件がいいかもしれない。

 

既に、メディアとしての魂が無い。