アメリカ上場の滴滴グローバルの上場廃止計画

www.bloomberg.co.jp

 

******陽光城集団のドル建て債務が危機的状況

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中国不動産ディベロッパーの18位に入る陽光城集団のドル建て債務は デフォルト危機となっている。

同社は支払期限延期で話し合いを続けているのだが、11月9日に9%安と急落後の戻りが鈍い。

支払い延期の提案が通っていないのだ、

 

同じく佳兆業集団は12月7日の迎えるドル建て債の社債の再発行の提案をしている

表面利率は同じで償還期限を2023年6月へとの提案だが、受け入れられたとの報道は無い。

株価は11月4日から取引停止だったが25日に再開された

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株価から見ても社債の交換は上手く行っていないようだ。

 

中国不動産ディベロッパーはほぼ全て資金繰り悪化に苦しんでいる、日々報道が多すぎて大変なのだ!

 

******その他に中国不動産ディベロッパーは

グリーンボンドも発行している、

環境や気候にプラスの利益をもたらすプロジェクトに資金を提供するために使用される債券金融商品です

 

通常の社債とは別に

サステナビリティー(持続可能性)をうたい、環境重視のビルを建設する多数のプロジェクト向けに環境債を発行したのです。

 

佳兆業集団と陽光城集団は2社合わせて傘下企業分も含め少なくとも19億ドル(約2180億円)のグリーンボンドを発行している。

これをS&Pは投資不適格(ジャンク級)と格付けを下げたのです。

 

どれほどの社債が発行されているのか、まとめたサイトは見当たらない。

FRBが緩和した資金の多くが高利回りを求めて中国にたどり着いた(まぁ騙されたのね)、そして償還不能状態となっている。

 

中国側からすれば「民間企業」が行っていた事なので中国中央政府が助け船を出す必要も資金も無い。

 

一挙にまとめてデフォルトさせると経済への影響が大きいので、償還期限を延ばしたり

利息だけ支払ったりしてウワベ取り繕っている。

 

多くの社債は償還不能となり「溶けて無くなる」運命にある。

 

******アメリカ人は素直なんですなぁ

バイデン大統領も副大統領時代に中国と密接なかかわりあいを持っていた、多分騙されていたのだろう。

 

ドイツのメルケル氏でさえ、口車に乗せられていたのだ。

「中国凄いぞ」詐欺は現在も実行中なんだろう。