今や、過去の物となった中国製造2025です。
Digima Journalの解説から
「製造強国」を目指す中国
2015年7月に公表された「中国製造2025」は、中国が「製造大国」から「製造強国」を目指す経済政策です。この政策では、2049年までに3段階の戦略目標を設けています。
1.2025年~2035年で「製造強国」への仲間入りを果たす
2.2035年までに世界の「製造強国」の中等レベルへ到達する
3.2049年(中国建国100周年)までに製造大国の地位を固め、製造強国のトップとなる
--------この発表で激怒した国は米でした
当然のこと中国の持てる技術は盗品ですからね。
技術者を引き抜き、製造会社を誘致後に中国国内にコピーされた会社を立ち上げ安価で世界に売る。
しかし、良く考えられたスキームですね。
これらの盗作の根底は技術者への報酬が少ないのが
理由です。
もっと手厚く擁護し、感謝を示せば誰もほとんどの技術者は中国などには行きませんがね。
-----------製造技術は進化しました
過去は自動化と言ってました、英語ではオートメーションだね。
自動化すると生産量は増えます、増えた分を販売しなくてはなりません。
その前に、売れる商品を開発することです。
商品の仕様を決めますが、売れる要素を考える必要があります。
日本では、小型化、高性能化、高級化路線で進みました。
しかし、この方法は真似できます。
欧米は、ブランド化に特化しました。
理由は日本式では勝てないからです。
ビニール製のバツグがブランド化で数十万円から数百万円になりました。
-----------日本式の自動化路線は
真似出来ます、ブランドは著作権で守られます。
日本式では真似して安く販売されれば、太刀打ちできません、
当然、人件費や土地、税金が安く、国家戦略で補助金の国にはかないません。
その国が、国家的戦略で技術を盗み、裏金を使ってスパイして、自国に取り込んだあと身ぐるみ剥がして放り出す。
企業経営者の保身、リスク管理、国家的防衛の弱さ。
全てに対して日本という国は「甘い」というしかありません。
---------中国製造2025が
米中貿易戦争の引き金になったのは間違いありません
それと共に「一対一路」(英語版では)
One Belt One Road から
The Belt and Road Initiative に変わりました。
One Belt One Roadでは中華思想丸出しです。
中華思想が今に至るまで続いているのです。
当然、敵対国は火の手をあげます。
中国の政策は「驕っていた」のは間違いなしですね。
---------新型コロナウイルス
これからどのような展開になるか予測すら出来ませんが習近平の力は激減したのは間違いないようです。
習近平が推し進めた「一対一路」「中国製造2025」
これらが中国の経済疲弊の種だとしたら、新型コロナウイルスと共に習近平追落しのネタになりそうです。
--------中国製造2025は
今まで中国に取り込んだ他国の技術が十分に中国国内で機能し始めたと中国が認めたのでしょう。
中国は自国の国民の数が販売に十分な数だと「企業を誘惑」中国国内に工場を誘致します。
そして、製造技術を盗みコピー工場を作り安価で販売します。
例え、訴えたとしても中央政府に忖度している裁判官に勝てるわけありません。
事実、コピーされた日本の無印良品は敗訴しました。
www.asahi.com-------------世界は安価な中国製品を
歓迎したのは事実です、ファブレスなどと持て囃された会社も多くありました。
ファブレス(fabless)とは、その名の通りfab(fabrication facility、つまり「工場」)を持たない会社のこと。 工場を所有せずに製造業としての活動を行う企業を指す造語およびビジネスモデルである。
しかし、製造委託したあと全て盗まれたのも事実です
しかし、騙されたとか盗まれたとか囃し立てても
そもそも、中国という国には著作権とか「真似して何が悪い」、堂々としていますがね。
賄賂は全世界共通の通行手形でしょう、事実WHOまで買収しているのですからね。
自由圏は未だに共産圏と闘っているのは事実です。
理想高く持っていても騙されては元も子もありません
------手っ取り早く対策するには
中国を外した世界を作ることでしょう。
少しの辛抱で崩壊することは間違いないと思いますが
世界の指導者は、まだ中国には見込みがあると思っているのも事実です。
中国がソ連と同じ道を歩むのか、管理人の寿命の範囲で結果は出ないかもね。