日経平均のチャートです
相場は新型コロナウイルスを織り込んだとして上昇に入りました。
実態は感染者も死亡者も増加しているのですが、ボリンの-3.0σに3回タッチしたセオリーと、コロナウイルイの対策の充実、治療薬開発、ワクチン開発の報道で
上昇始めました。
人間が主導している相場では考えられない事態です、これは偏にAIやアルゴリズム取引が相場を主導しているからです。
何が人間と異なるのか、AIやアルゴレズムには恐怖が無い、先行きの不安も無い。
高速取引で瞬時に終了出来ることからですね。
端的に言えば「迷いが無い」、機械が考えていることは「今、どうなんだ」これだけです。
-------ひょっとしたら
コロナウイルスの死亡率、感染患者数に中国の発表は「嘘」なのでは?
コンピュータのプログラムを組む時にはアルゴリズムには入れられない考えです
(管理人は一時ソフトウェア会社に勤務してました)
まだ、黎明期でしたがね。
例え、中国の発表が嘘だとしてもプログラムで採用される数字は公表値なのです。
実態を表そうが、嘘であろうが数字を掘り下げることはしません。
そんなプログラム書けませんがね。
------個人投資家は乗り遅れます
当然です、先行きの見えないコロナウイルスです
中国では製造も止まり買い物客も激減し、交通も閑散とし、東京クラスの都市を封鎖している現状を見れば
投資資金を引き揚げるのが普通でしょう。
しかし、プログラムでは見る、聞くことは出来ないのです。
プログラムの中で採用されているのは、発表される公表値だけですからね。
そして、先ほどのコロナウイルイの対策の充実、治療薬開発、ワクチン開発の報道は比較として採用するのです。
前日は治療薬の報道は無かったが、翌日はあった(当然+)、ワクチンもしかり、対策についても1000床の病院が完成した(当然+)
これらがコロナウイルス対策での有効度は微妙ですがマイナス材料では無い。
アルゴリズムは人間が組むのでね(管理人の知識は古いかもしれませんがね)
-------中国経済、世界経済への影響は
これから出てくる数字なのです。
日々、相場についていくのは個人投資家にとっては不可能に近いです。
-------世界経済を予想すると
減速すると見るのが普通の考え方です、管理人の予想としては5月には米にも景気減速が現れます。
通常は6ケ月遅れで経済指標に端的に現れるのですが
中国や周辺国の経済への影響の瞬発力が過去には無いくらい激しいからです。
-------まとめると
4月までの実体経済の減速が激しいので5月発表の経済指標に表れると見てます。
ボリンの-3.0σで買えなくても悲観することは無いです、損失したのではないのですから。
相場に買いで飛び込むには、全体が高すぎますリスク管理としてはスルーでしょう。
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