アメリカの中立金利の一つです。

2024年は、ロンガーランが四半期予測ごとに上方修正され、12月会合で発表された予測中央値は3%と、前年の2.5%から上昇した。

 

説明

連邦公開市場委員会FOMC)のメンバーが毎年3、6、9、12月に公表する米国経済と政策金利の長期見通しのこと

 

ロンガーランのFEDチャートは

という事でアメリカの中立金利は3%が規定値となってます。

正しいかどうかは、誰にも分かっていません。

アメリカの中立金利は幾つかのモデルがありますが、その一つに

中立金利=3.75%  です、チャートで示されているように10年国債利回りがこの中立金利より低ければ「金融は緩和的」です。

 

FRBがどの値を中立金利としているかの発表はありませんし、多分幾つかのモデルを勘案しているでしょう。

このチャートに示されるように、金融が大きく緩和的となったタイミングで「インフレは大きく」進行しました。

このチャートは、アメリカ経済を的確に示しているように見えます。

 

FRB政策金利は上限4.5%下限4.25%となってます、ロンガーラン金利3%からしたら

政策金利との差は「金融は引き締め的」だろう。

 

中立金利=3.75% であれば政策金利との差からして、金利差は経済に大きな影響を与えてはいない。

 

FRBは株式市場の番人では無い、例え暴落したとしても基本FRBの責任ではないのですが、何時の世からかFRBプットがFRBの仕事となっている。

金利を下げ、市場に資金供給をしてバブル崩壊からの株式市場暴落を新たなバフルで凌いできた経緯があります。

 

これ等から、株式市場は「何が何でも買いだ」暴落したらFRBが助けてくれる・・・

と、暗黙の筋書きが出来上がった。

 

******問題はFRBのバランスシートです

見ての通り、秩序無き緩和を続けて「FRBは自分の首を絞めてます」

 

日銀のバランスシートは

日銀の金融政策の硬直化で自分の首を絞めています。

 

果たして、次の暴落でFRBプットや日銀の金融緩和を発動できるだろうか大きな疑問となります。

もし、FRBプットが確実なら「暴落は買いだ」と言えるでしょう。

多分市場は催促相場を突きつけるのでしょうね、何時ものことですが。

終わります、結論は有りません。