市場はFRBの利上げが最終段階と見ている、間違いではないだろう。
方や日銀は追いつめられてきた、物価指数は上昇を続けるだろうし日銀のこれ以上の緩和は岸田政権は許すはずも無い。
そもそも日銀が政府より独立していたのは過去の話で、日銀が緩和を始めたのもアベノミクスからなのですから、その時に独立性を放棄したのだ。
そして日銀は債務超過(多分)となった今は政府の後ろ盾なくしては対面を保てない。
岸田政権はアベノミクスと決別する為の政権とも揶揄されている、黒田総裁は後ろ盾をなくし孤軍奮闘を余儀なくされている次の総裁人事が遅れているのもアベノミクスと決別出来る人材を選定しているという事だろう、人事が決まれば最後の仕事を迫られると予想している(市場に緩和終了というメッセージであろう)
方法は幾つかあるが、簡単なのは勇退でしょう。
自ら止める事により次の総裁へ白紙委任ということですね。
******アベノミクスが間違っていたという事ではない
それはこれからの歴史が決めることで今判断は出来ない、しかし岸田総理は経済を自身の手で導く自身を持っていて、そうするだろう。
それには黒田総裁が白紙で政策を返す必要がある、岸田総理が無理やり取り上げたのでは不味いだろうしね。
何度もUPするが日銀の仕事は「物価の安定」です経済を活況にするのでは無いのだが
安倍元総理がそれを望み、黒田総裁が引き受けた。
結果、日本円の暴落となった。
黒田総裁は円安に導いていたのは間違いないが暴落は望んで無かっただろう、残念ながら結論は暴落となった。
そして、更にインフレが予定より進行しつつあるということだ。
退官までの日柄で元に戻せるはずもないのだから、白紙で金融政策を返還するのが正しい道であろう。
世界の金融は次の日銀総裁には注目している、世界の中央銀行で金融緩和しているのは日本と中国だけだが、中国は世界の金融には無縁ということで日銀のみが世界にお金をばら撒いている。
その日銀が緩和終了となるだけで、狼狽えるだろうが更に引き締め方向となれば金融が一気に萎む事になる、それは日本のインフレ次第という事だろう。
******ジェフリーズ株価
決算を発表したジェフリーズの株価は上昇で返って来た、アナリストの予想より良かったということだが、4Qの売上高は18%減、純利益は57.8%減であった。
株価を支えたのは投資銀行部門の通期収益が過去二番目に良かったというところです。
取りあえず危機とはならなかった、ウォール街の金融企業り決算は更に続いていく。
アリババのジャクマー氏は全ての経営権から遠のいた、中共が全権を握ったと報道されている、ロイターによると
中国アント、創業者の馬氏が経営権放棄へ 株式保有を調整 | ロイター
悪材料出尽くしで、取りあえず上昇している
市場では憶測が飛び交っているが、中共の規制等まったく情報はありません。
マー氏は日本に家族と共に在住しているということらしいが、数日前にはシンガポールで目撃されてます。
アリババとアントの将来はわかりません。
******アメリカで4Qの決算が始まったことにより
市場は固唾をのんで見守っているのだが、決算より来期の予想をどの様に企業が判断しているかが問題です。
来るリセッションにどのように備えているのか経営側の判断が見ものということです。
KBW銀行株指数のチャートは
FRBプットは既に無くなったという事を示しています。
100の閾値を保っているだけ市場は先行きを見捨ててはいない、決算を待っている状態でしょう。