FOMC前のブラックアウト期間に入りました

その前にセントルイス銀ブラード総裁はシティの非公開行事での演説が倫理違反だと

取り上げられています。

ラード総裁の倫理問題、「失職に値する」-元FRBエコノミスト - Bloomberg

 

非公開なので動画は無かった、今までもインサイダー情報で株取引をしていた関係者も多く、さらに議会議員も同様だと報道もある。

日本なら袋にされてしまうのだが、アメリカは金持ちの特権意識は強い。

お金持ちがアメリカ国家を支えていると考えているのは確かでしょう。

 

ブラックアウト直前に先々なコメントが出て、株式市場は急騰した。

売り方・買い方の何方にチャンスなのかはわからないが、11月2~3日のFOMCの利上げ幅に影響を与えるほどのコメントだろうか。

選挙前である、FRBが方向を変えるとは思わないのだが。

 

******アメリカの社債の利回10年分のチャート

見ての通りです、アメリカの債券(国債社債・地方債)のほぼ全てのリターンがマイナスとなってます。

FRBが目指しているところですから、ここでFF金利を下げるなど有りえません。

FRBのガイダンスはインフレが恒常的に2%を目指すようになるまで高金利を続けるとコメントしているのです。

 

2022年内にFF金利FRBが手を付けるなど有りえません、11月も0.75%でしょう

12月は11月が出てないのですから予想すること事態ナンセンスです。

こんな時、市場は先取りするのだとか言ってアメリカ市場は大底を打ったなどのポジショントークが炸裂します。

思うのは勝手だが、いくら何でも。。。だよね。

 

******世界経済の大混乱は

バイデン政権の責任なのだが、日本のメディアは報道を避けている。

そもそも責任が伴う報道はしない方針なので外電の報道の二番煎じでしかない。

その点、動画サイトやブログでは自由度が大きい。

誹謗中傷で無い限り、自由である。

バイデン政権の中身が大問題なんだ「○○老人」が政権の意思決定しているのではない、、、と予想している。

 

普通ならアメリカ映画のようにブレーンが意見をして大統領がそれらをくみ取るという流れだろう。

今の大統領は○○老人なんだ、だれが政権を動かしているのだろうか心配している。

これらが暴かれるには「失言」を待つのが一番だろう、日本と異なり直接的な発言が多いのがアメリカなんだ。

 

推察でしかないが、現政権は経済に弱いと見受けられる。

ほぼFRBに丸投げ+財務長官がイエレン氏で元FRB議長なんだ。

普通なら、財務長官をFRB関係者では無い方を選ぶだろうが人材が無いと読んだ。

という事は「行き当りバッタリ」政策であろう、敵失が楽しみである。

 

******黒田日銀総裁のタイムリミットが近づく

残り僅かとなった、次の総裁は黒田東彦氏では無い。

普通なら、次の総裁に現総裁の「残り香」は残さない!

金融政策をニュートラルにして渡すのが普通なんだが、次の総裁は大問題を引き継ぐ事となる。

どうするのだろうか、見てるしかないところですが急転直下の金融政策変更だけは無さそうだ。

非伝統的金融政策は止めるべきだろう、始めた本人が非伝統的だと述べている異端な政策なんだから。

この非伝統的に乗っかり「ポートフォリオ」を積み上げている投資家は残り期間で縮小するしか方法は無い、リスク増大に耐えきれないだろう。

 

まず、日本のマイナス金利は終わる日本国債の利回りの最新は

2年国債利回りが-0.01%となっているだけで残りは+となってます。

これが全て+となっても日銀としては問題は有りません、ほぼ全ての国債を買っているのは日銀本体なのですから。

利回り上昇しても長い間日銀が買い占めていたのです、資金的にも問題は有りません

 

次は金融緩和です、直近のFOMC議事録で日銀の金融緩和が日米の金利差拡大の原因だと名指しで指摘されました。

日本政府としてもほっとくわけにもいかないアメリカのポチ政権なんです。

黒田総裁後に手を付けなくてはならない金融政策でしょう。

残りの任期が少なくなると、批判的意見が出て来るのはいつものことです。

黒田総裁は批判に耐えて任期を終えるのが最後の仕事でしょう。

 

黒田総裁の総括は其の内に出てきます、この総括が次の日銀総裁の金融政策がどうなるかの目標値みたいなものでして大批判なら次の総裁に全権を委ねたという事です。

 

この辺が見どころでしょう。