経済指標

5月の消費者物価指数の総括は

概況からは

総合指数は4月分は2.5%でしたから上昇率は拡大(2.8%)している。

内訳は電気代でした

4月分はマイナス1.1%でした、それが+14.7%へと大幅に上昇してます。

兼ねてから電気代の値上げは試算されていたが、その通りの数字となってます。

電気・ガス価格の激変緩和対策事業が順次終了し物価押し下げ効果も剥落するため、エネルギー価格を通じた物価上昇圧力は続く予想です。

2024年の夏が酷暑となね予想もあり、国民・一般事業者は節約に走るだろう。

 

その次に控えるのは

原油LNGの輸入価格上昇なんだ。

LNG価格は下落から上昇に移った、チャートは

これはスポット価格を反映している、本来天然ガスは世界的に余っているのだがLNGへと加工して輸送基地を作るのが遅れている。

2024年の発電用LNGが需要増となる予想から既にスポット価格か動いている。

 

欧州から北アフリカ、中東、中央アジアが熱波に襲われている。

イスラム教の大巡礼「ハッジ」の人々は1000人以上の死者を出した。

youtu.be気象庁の異常気象では

エルニーニョ」から「ラニーニヤ」に変わる寸前のタイミングでの世界的熱波となった。

サウジでは最高気温が50度を超えたと発表された。

農作物の被害も深刻で中國ではトウモロコシが発芽しないでいる、比較的少雨に強いトウモロコシだが、発芽には水が必要です。

 

ドルインデックスが上昇基調です

これはアメリカ国債へと資金が再流入している事に起因してます

米10年債利回りのチャートは

世界的インフレに対応出来る商品はアメリカ国債だけ、ということでしょう。

元本保証であり、為替のドルも強い。

となれば、勢いアメリカ国債へと資金は流れることになる更に株式市場も堅調で

為替・国債・株式のトリプル高となる。

無節操なアメリカ国債乱発からの事であるがドルが基軸通貨であるから出来る事も事実で、持続不可能な政策ではあるが。

世界経済はメルトダウン寸前であり他の運用方法は見当たらない。

 

 

英国の小売売上高が5月に急改善したが、何故かは分からない。

選挙対策





LEIの前年比成長率はマイナスのままだが、上昇傾向は続いている

 

 

5月のLEIの衰退は、新規受注、消費者心理、建築許可によってもたらされた。

 

LEIは6ヶ月間の成長率がマイナス傾向が弱まったため、5月に景気後退を示唆しなかった。

コンファレンスボードのサイトは

https://www.conference-board.org/topics/us-leading-indicators

 

これらの経済指標を受けたアメリカ株式市場は