ドイツ銀行のチーフエコノミスト「デービッド・フォルカーツランダウ氏」は
アメリカ経済のソフトランディングは有りえない、と2022年5月以来持論を述べている
エコノミストやアナリストは「太鼓持ち」がほとんどです、社畜で生きて行く限り「太鼓持ち」にならざるをえませんしね。
近頃は、独立系の方々まで「太鼓持ち」になり下がってます。
お金が絡んでいるのでしょう、生きて行くのは大変なのは分かりますがね。。。。
******脱線しました
デービッド・フォルカーツランダウ氏は最近もアメリカ経済の景気後退確率は100%だと述べてます。
少し前にルール20
を紹介してますが、デービッド・フォルカーツランダウ氏は「サーム・ルール」を使って説明してます。
つまり、景気後退に入ったかの見分け方に「サーム・ルール」があります。
説明
FRBの元エコノミストの「クローディア・サーム」氏が提唱したルールです、失業率の3ヵ月平均と過去1年間での最低水準の差が0.5ポイント以上なら、1年以内に景気後退入りする
過去例からだと
失業率の発表は第一週の金曜日です、毎月発表になりますから景気後退に入ったかの判断ができます。
******氏はさらに
アメリカ国民が貯蓄を使い果たすまで、残り数ケ月だと述べている。
アメリカの製造業と非製造業の比率は20%対80%ほどと成ります、製造業景気指数が景気先行指数で、非製造業景気指数が景気遅効指数です。
アメリカ経済への影響が大きい非製造業が減衰しなくてはアメリカ経済はリセッションとはならないのですね。
非製造業の従事者が失業し、失業手当で暮らすようになりアメリカ国民が貯蓄を使い果たすとアメリカ経済はリセッションとなると述べてます。
そのアメリカ国民の貯蓄についてロイターが記事にしてます
タイムスタンブは2023年5月9日ですから、二ケ月ほど前になります。
ということで、年内には超過貯蓄はゼロとなるでしょう。
******あくまでも指数から導く結果です
アメリカ国民は貧富の差が大きく、「自宅にプールがある」・「テニスコートがある」
「池がある」・自宅で乗馬が出来る・自宅に滑走路がありプライベートジェットがある
など当たり前の事で、ホームレスだがキャンピングカーで暮らしている・路上でテント暮らし・公園で寝ている・シェルターに非難している。。。など様々です。
そして、多くの州での格差もありますしアメリカ経済を一律で判断出来ないのです。
さらに、過去のリセッションと比較出来ない部分が多くあります。
@治安の悪化
@インフレ
@天候不順
@アメリカの衰退
@グローハル・サウスの台頭
@アメリカ政治の腐敗
アメリカを含め、世界は激変を始めました。
「今日の続きに明日がある」とは考えない方がよいだろう。
自宅のプライベート・ジェットの画像です
此処まで差があると、別世界ですね。