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欧州経済の疲弊の始まりは「ロシアへの制裁」からでしょう。
ロイターでは
焦点:先細る富、「厳しい時代」の到来に怒る欧州市民 | ロイター
この記事を抜粋すると
「フランスとドイツの首脳は昨年、厳しい時代が到来すると国民に告げた」とある、
しかし、政治家の最大の役目である「富の再配分」と「支援」に不公平が生じていたためです。
記事にあるように「世界最大の貿易圏を誇り、ロシアに化石燃料を過剰に依存していたという点で」とあるが食料依存も書けばほぼ全てです。
欧州のビシネスモデルが分かっているなら、何故にNATOは東方拡大を画策したのだろうか。
そもそも1994年6月にロシアとNATO双方が調印した「平和のためのパートナーシップ(PfP)枠組み文書」は初めから意図していなかったのがNATOだろう。
約束を守らなかったのはNATOだと世界の多くの国(非西側諸国)は思っているのは間違いない。
欧米が過去からしてきた「その場凌ぎ外交」で約束を反故された国々はかなりの数にのぼる。
それらの国は「アフリカ諸国」+「中東・湾岸諸国」+「中央アジア諸国」とかなりの数にのぼっている。
日本に居れば「ロシア憎し」という報道しかないが、ロシアは格安の化石燃料を欧州に供給し、格安の穀物を同様に供給し続けていたではないだろうか。
それら、全てを放棄してウクライナへ侵攻するには「それなりの理由」があったという事は、非西側諸国では当たり前に語られているのだ!
これらを研究した論文がある
NATO拡大問題とCIS 日本人の研究者です。
https://cc.nuis.ac.jp/library/files/kiyou/vol01/1_ozawa.pdf
西側諸国以外では盛り上がらない「ロ・ウ戦争」です、世界に助けを求めるゼレンスキーだが、非西側諸国は冷たい目で見ている。
******世界の人口構成を
西側と東側とグローバルサウスに分けたら、西側は30%もないんだ。
そして、台頭してくるグローバルサウスを西側に取り込むのは無理であろう。
過去にしてきた「その場凌ぎの外交」や植民地政治で関係は悪化したままなのだから。
欧州だけでもと
「平和のためのパートナーシップ(PfP)枠組み文書」を反故したNATOの戦略は初めからミスジャッジだった、と結論付けてもよいだろう。
ロ・ウ戦争で疲弊したのはNATOなんだ!
ロシアも疲弊したが、グローバルサウスや中央アジア・中国・中東から見ればNATOの疲弊はこれからの経済・外交の力関係で有利に働くのだ。
ドイツの首相が拳を振り上げる前から「分かり切った事」であった、まさか簡単な分析である、それを無視してロシア制裁に動くなど政治家として失格だろう。
NATOは即刻ロシアと「安全保障条約」を締結すべきである、それも罰則を含めてだ
完全白旗でよい、自国の民が飢える前に締結すべきであろう。
ロシアの敗戦しか報道していないメディアは「読む・見る・知る」価値はない!
これからの世界の構成は西側が主導ではないのだから、
ロシア制裁国は
たった、これだけ!
理由はロイターが報じている
「積年の恨み」だそうだ、恨みは恐ろしい!
これから、「核」が拡散されていく。
イランの「ウラン濃縮が終わる」、つまり自国分は確保できたであろう。
タイムリミットは3月末当たりで85%の濃縮完了予定だそうだ。
ここまで濃縮すると「核」以外には転用できません、軍事利用となる。
これを怖れたイスラエルがイランへ攻撃実行するだろうとの憶測だったが、部分戦争で終わった。
全面核戦争へと繋がる予想は、中国の介入でサウジとイランの「関係正常化」で決着を見たようだ。
つまり、イスラエルの孤立化となったのです。
さて、イラン政府の目的などは続きを