それは住宅価格に及んだという事らしい、まずローン金利は
新築住宅販売件数のチャートは
******新築住宅販売件数はこれから地獄を見るはずだ
今現在の販売件数は8月当たりまでの件数であり、ローン金利の上昇一服どころでした
ローン金利はさらに2%も上昇したのだから、新築住宅の契約を躊躇するのは普通のことです、古い住宅を売り新築へ切り替えるには絶好のタイミングでしょう(ローン契約無し)
新築住宅の供給が減ると人々は中古住宅と賃貸へと流れる、これからはこの三つの状況がアメリカ経済の行方を支えるだろう。
******しかし市場参加者は考え方が違うようなんだ
VIX指数の低下、FOMC前の株価上昇など近づくリセッション・株価暴落など無関心に見える。
ウォールストリートジャーナルの記事にNations SkewDex(国家のスキュー)の記事があった英語版なのでさわりだけ
「Investors Are Forgoing Crash」 (投資家は市場暴落への賭けから遠ざかっている)
という記事なんだが、日本語版が見当たらない。
Nations SkewDex=国家経済の歪みとでも訳そうか、市場崩壊への需要を計る指数なんだが
これの値が最低水準で推移している。
アメリカは何でもかんでも賭けの対象にする、アメリカ市場崩壊へ賭けるには絶好のタイミングだと思うが、市場参加者はアメリカ市場の崩壊など無関心の様子なんだ。
コロナパンデミックの急騰が見て取れるチャートで平時は60~70当たりをウロウロしている指数です。
近年では最低値ということで「アメリカ経済はびくともしない」といってるようなものだ。
FRBは「金利上昇を続ける+住宅市場は崩壊寸前+食糧危機寸前+エネルギー危機」
これだけの悪材料を全て無視しているNations SkewDexの動きです。
何処かの誰かが仕掛けるような指数ではないのですから、自然に出来上がったという事だろう。
さて、その株式市場へ大量の資金がCPI前に流入していた、これを報じて頂いたのは
【ETF】ビッグロング 謎の大量資金 休暇前に殺到 - YouTube
株価の推移は
1557 | SPY: SPDR® S&P 500® ETF
******市場参加者の多くが
FRBはオーバーキル状態となっていて、即刻にでも利上げ停止をすると思っていた(過去形)という事だろう。
パウエル議長の会見は前回から変更は無い、それでもFRBとファイトするのだろうか
次のFOMCまでは遠いのだ、クリスマス休暇に入り新年を向かえてから市場調査をまとめるそして検討するのだから。
この時期はリアルタイムでの市場調査などありません、世界最大の宗教のお祭りなんだ
PCEデフレータは23日のイブに出ます、結果がどうなっても既にクリスマス休暇に入ったいるんだ。
ひょっとすると「イブまでに巻き戻す」カモ?